ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第107回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞

  • スイッチもので演技力全開の綾瀬はるかに栄冠
    撮影=市川秀明

    スイッチもので演技力全開の綾瀬はるかに栄冠

    男性と入れ替わるヒロインを演じた綾瀬はるかが4度目の受賞。「中身が高橋一生というのも納得できる口調や表情。演じ分けがうまかった」「男らしい壁ドンにドキッ」と多くの人を引きつけた。

    2位は火曜夜10時枠に再登板した上白石萌音。「普通の女の子を嫌みなく演じられる」「あり得ない状況も成立させる演技力」を評価された。3位は約半年間ドラマをけん引し「優しさに満ちた朝顔を自然に演じた」上野樹里。4位は「40歳になった女性の不安を等身大の演技で表現した」池脇千鶴。5位の菅野美穂は「母親なのに子供っぽい主人公を好演」と再注目された。

    【役柄への評価】
    正義感も気も強い女性刑事・望月彩子役。高橋一生演じる日高と魂が入れ替わるという難しい役どころながら、「さすがの演技力」「入れ替わった後の雰囲気が全然違う」と見事な演技が高評価に。最終回の日高(高橋)とのやりとりも「切な過ぎる」と感動の声が。

    受賞者インタビュー

    本読みで入れ替わりの感覚をお互いにつかんでいきました

    第107回 ドラマアカデミー賞 主演女優賞 受賞インタビュー
    (C)TBS
    Q 受賞の感想をお聞かせください。
    男女の入れ替わり、しかもサイコパス的な人物に変わる難しい役ということで、監督やスタッフさんと話し合いながら演じた作品でした。スタッフの皆さんと一緒に頂いた賞という思いなので、一段とうれしかったです。
  • 真っすぐな姿が視聴者に愛された

    安定志向の平凡女子・鈴木奈未役。仕事では麗子(菜々緒)に、恋愛では潤之介(玉森裕太)に振り回されながらも、真っすぐ向き合う奈未の姿に「応援したくなる」との感想が上がり、多くの視聴者に愛された。

  • 3

    上野樹里

    監察医 朝顔フジテレビ系

    悲しみを乗り越えていく主人公を繊細に表現

    法医学者であり、母を東日本大震災で失った悲しみを抱える万木朝顔役。日常の中にある小さな幸せや仕事を通し、家族や仲間と共に悲しみを少しずつ乗り越えていく姿を胸が締め付けられるほど繊細に表現した。

第107回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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