ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞 受賞インタビュー

天皇の料理番

TBSのドラマ人として、TBSドラマの矜持を示したかった

「制作会見で『自信があります』と言いましたが、あれはそう言って自分を鼓舞しようと思っていました。〝TBSテレビ60周年〟という冠も付いていましたし、TBSのドラマ人として、TBSドラマの矜持を示したいと思っていましたので、それが評価されたことは制作者冥利に尽きます。
今作は考えることが多くて、今までの作品の中で一番疲れました(笑)。料理をちゃんと成立させなくてはいけないということに関しては、佐藤健という一人の俳優の努力が実を結んでいると思います。僕は時々『(台本には)神のような手さばきって書いてあるけど大丈夫よね?』とか言ってみたりしただけで(笑)。

あと、明治・大正・昭和という時代感を映像として説得力を出すことに一番労力を費やしました。フランスでの撮影もありましたし。でも、3時代を描けるチャンスはそうないなと思ったので、ちゃんと楽しもうとはスタッフにも言ってましたね。すてきなキャスト、スタッフに恵まれたおかげで頑張れたと思います」(石丸彰彦P)

天皇の料理番

明治から昭和の激動の時代を生きたある男の史実に基づく究極の人間ドラマ。何をやっても長続きしなかった片田舎のやっかい者・篤蔵(佐藤健)はひょんなことから食べたカツレツがきっかけで、料理人を目指すように。篤蔵は夢をかなえるために上京し、家族や仲間に支えられながら、“天皇の料理番”まで上り詰める。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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