ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞 受賞インタビュー

平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔

座長としての役割を全うした佐藤健に感謝

「明治、大正、昭和という3時代を描くために、本当にたくさんのロケ地、時には遠方で撮影しました。ただ、時代に忠実にやりたくても、現代に残されたものには限界があります。最後はそれぞれのスタッフがドラマを見てくれる方々のことを考えて常に努力してくれたと思います。プロとしてのこだわりを持って意地で頑張った舞台の上で、撮影できたことは幸せでした。
佐藤健くんは今までとは違うキャラクターでしたが、役に対する真摯な姿勢と努力が垣間見え、スタッフ&キャストが彼に引っ張られ、頑張ろうと思える、座長としての役割を全うしてくれたことに感謝してます。この作品には、真心や思いやり、人々の絆、そして家族を思う気持ちがあって、毎回僕にとっての名シーンがあります。中でも、篤蔵が俊子と新たな家族を作り、俊子が亡くなっても、残された子供たちの中で俊子が生き続けているというシーンは僕の中でも印象に残っているシーンです」(平川)

天皇の料理番

明治から昭和の激動の時代を生きたある男の史実に基づく究極の人間ドラマ。何をやっても長続きしなかった片田舎のやっかい者・篤蔵(佐藤健)はひょんなことから食べたカツレツがきっかけで、料理人を目指すように。篤蔵は夢をかなえるために上京し、家族や仲間に支えられながら、“天皇の料理番”まで上り詰める。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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