ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ザテレビジョン賞 受賞インタビュー

遠藤憲一

肉体的に疲れていた日もありますが、現場ごとの風景とか、ささいな楽しみを見つけられました

「1クールでこんなにもいろんな役を演じさせていただくのは初めてで、正直大変でした(笑)。世間の方からすれば『ヤメゴク―』のヤクザの親分が一番しっくりくると思うんですけど、普段はドッシリしてない方なので、意外とこわもての役って素の自分とはギャップがあるんですよ。
あと『Dr.倫太郎』では、医療用語を間違えて覚えてしまって、10回くらいNG出したこともありました(笑)。でも、役としては、3役ともキャラクターが全然違う面白い役で、演じることが気分転換にもなっていたので楽しかったですね。ただ、北海道で『不便な便利屋』の撮影を午前中して、そこから約4時間かけて東京に戻って他のドラマを撮影して、その日のうちにまた北海道に帰るっていう日があったんですよ…。その移動の長さがつらかった(笑)。いっぱいいっぱいで肉体的に疲れていた日もありますが、現場ごとの風景とか、ささいな楽しみを見つけたりもできたんで、すごくいい経験にはなりましたね」

Dr.倫太郎

堺雅人演じる精神科医・日野倫太郎が、一人の女性との出会いから人生を狂わせていく姿を描く。大学病院で働く倫太郎は鋭い洞察力と直観力を持ち、患者の心を奥底から解きほぐすという治療法で名を馳せていた。さまざまな心の病を治してきた彼の前に、ある日どうしても心をコントロールできない女性が現れる。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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