ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞 受賞インタビュー

鈴木亮平

「正直、撮影期間の半年は本当に苦しかったんです。2週間に1回くらいの撮影ペースで、そのたび『痩せたね~!』と褒めていただけたのですが(笑)、その後2週間はまた闘いで…。周太郎の最期のシーンでクランクアップだったので、『きょうから食べられる~!』って感じで行ったんですが、いろんな思いが湧き上がってきて泣いちゃいましたね(笑)。
周太郎はとにかく篤蔵を愛していて、かわいいと思っている。でも、自分が果たせなかった夢を篤蔵に託したのは、半分はエゴイスティックかな。だから、篤蔵から『天皇の料理番になります』と報告を受けて、『本当か』といって涙を流すシーンは、篤蔵が夢をかなえたという喜び以上に、何も残せなかった自分がこの世界の役に立った、ということへの感動の方が大きかった気がして、とても印象に残っています。出演者、スタッフ一同が、全てを注ぎ込んで撮った作品が評価いただけるのがうれしいし、幸運なことだと思います。ドラマを愛してくださって、ありがとうございました」

天皇の料理番

明治から昭和の激動の時代を生きたある男の史実に基づく究極の人間ドラマ。何をやっても長続きしなかった片田舎のやっかい者・篤蔵(佐藤健)はひょんなことから食べたカツレツがきっかけで、料理人を目指すように。篤蔵は夢をかなえるために上京し、家族や仲間に支えられながら、“天皇の料理番”まで上り詰める。

第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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