「七人の秘書」が最終章突入へ！“格好よすぎる”萬(江口洋介)の魅力を再認識＜試写室＞
秘書時代の萬がいい！
第7話の最大の見どころは、「萬の過去と五月の過去」。他の秘書たちは小出しにされてきたし、仕返しする理由も何となく分かっていたが、萬と五月だけは全く分かっていなかった。
SNSでも「なんで萬が仕返しやってんのか分かんない」というつぶやきを見掛けたことがあるし、私も同じ意見だった。だが、今回の第7話で明かされる２人の過去に、同情したのではなく、とてつもなく悔しくなり、一緒に唇をぎゅっとかみ締めることになった。
萬大好き人間な私はとりあえずラーメン店の萬と、秘書時代の萬のギャップにひとしきりもだえた。「江口洋介」という俳優が醸し出すオトナの雰囲気がそうさせるのか、中園さんが描く萬がすごいのか分からないが、とにかく萬が格好良すぎた。「ラーメン店もスーツでやってくれないかな」とむちゃなオーダーを口にするぐらい、秘書時代の萬の破壊力はすさまじかった。改めて萬の魅力を再認識できて幸せな気分になったのもまた間違いではない。
粟田口に利用されてしまうかもしれない危機にあるサランの身を案じた千代が「粟田口を倒そう」と提案するが、萬は反対する。「信じていた、尊敬する人(粟田口)に裏切られた」という過去に加え、粟田口の本当の顔を知る萬は千代らを守りたい気持ちの一方で自分の中に恐怖が残っていたから仕返しをためらったのではないかと思う。
自分がもし、萬の立場だったら二度と粟田口に会いたくない。でも萬は違う。どん底から立ち上がり、仲間とともに最後までやろうと、きっと過去を立ち切る強さがある。どこまでいっても萬は萬だし、格好いい第7話だった。
萬の過去や活躍に見どころに上げつつ、「この奇麗なお姉さん誰だろう」と気になった凰稀かなめが演じる内閣府特命担当大臣・椎名七津子の落差も注目してほしい。
「七人の秘書」第7話は12月3日(木)夜9時から放送される。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系にて放送
■「七人の秘書」公式ツイッター
https://twitter.com/7_hisho_tvasahi
■「七人の秘書」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/7_hisho_tvasahi/
◆2020年10月秋ドラマ一覧！◆
