“癒やし系”ドラマ激増!コロナ禍も影響 高畑充希、菅野美穂・浜辺美波らが命や絆の尊さ伝える
「にじいろカルテ」の制作現場からも、癒やしオーラ漂うコメントが届いている。岡田氏は「見てくださる方々の心が少しだけ温まるような、こたつ布団のようなドラマになれば」、貴島彩理プロデューサーも「見た後に、大切な誰かに『いいんだよ』と言ってあげたくなるような、優しいドラマがお届けできればと思います」と話す。
なお、岡田氏は1月4日に放送された石原さとみ主演新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」も手掛けている。こちらは、命の期限を抱えたヒロイン・ゆり子(石原)が父・亮介(寺尾聰)と2人きりで過ごす数日間の物語。石原の「この作品に込められた穏やかさとか温かさとか優しさとか…日常の尊さみたいなものが伝わって、見てくださっている方々の生活が少しでも温かくなったらいいなと思います」のメッセージからも、作品の温かみが伝わってくる。
おじさん×猫の“究極の純愛”に癒やされる
“疲れた現代女性の心を癒やす”をキャッチフレーズに据えるのが「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(1/7[木]スタート、毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)。岡田結実演じる花魁・仙夏が江戸時代からタイムスリップし、独特の視点で悩める令和の女性たちの背中をそっと押していく。
“おじさん+猫”の組み合わせで人々に癒やしを届けるのはドラマParvi「おじさまと猫」(1/6[水]スタート、毎週水曜夜0:58-1:28、テレビ東京ほか)。愛されることをあきらめていた猫と草刈正雄演じる孤独な“おじさま”が出会い、互いに想い合う姿を描く。濱谷晃一プロデューサーは「これは、現代のシンデレラストーリーだと思っています。おじさまと猫の“究極の純愛”に、ぜひ癒やされて頂けたら幸いです」と見どころを語る。
そしてテレビ東京はドラマスペシャル「神様のカルテ」(初回2/15[月]夜8:00放送、テレビ東京系)を放送する。いわゆる連ドラではないが、2時間×4話の計8時間というボリュームで、患者と正面から向き合う若き医師・栗原一止(福士蒼汰)の悩みと成長を描く。医療現場で患者と接する主人公たちが懸命に、真摯に“命”と向き合う姿を通して、“命の尊さ”、“人の優しさ”、“心のつながりの大切さ”を伝えていく。