<おちょやん>若葉竜也“小暮さん”にロスの声!好演に視聴者、涙「最後までいい人」
小暮役・若葉竜也が吹かせた“新鮮な風”
そんな別れのあとで「カフェー・キネマ」に帰ると、店主の宮元(西村和彦)から「今回のビール月間、千代ちゃん、一等賞!」という驚きの報告。酒に弱い小暮が、千代を一等にするためひたすらビールを飲みほしたのだという。
千代を最後まで穏やかで大きな愛情で包んだ小暮の退場に、視聴者からは感動の声が上がった。
「なんて不器用で真っすぐな人…」「小暮さんの思いに涙が止まらない」「最後までいい人だった!切ない」といった声でにぎわい、「小暮ロス」を訴える声も。Twitterでは「#おちょやん」だけでなく「小暮さん」もトレンド入りする反響となった。
演じる若葉は8歳の時にNHK大河ドラマ「徳川慶喜」で慶喜の幼少期・七郎麿を演じ、10代の頃からドラマ「野ブタ。をプロデュース」「ごくせん~第3シーズン」(日本テレビ系)など数々のドラマや映画に出演する実力派。幼少期から大衆演劇で活動し、“チビ玉三兄弟”の三男として注目を集めた。映画「葛城事件」(2016年)で、第8回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞している。
「おちょやん」公式サイトのインタビューで「小暮のフラットな存在感が新鮮な空気としてテレビの前の人たちに届けばうれしいなと思いながら演じていました」と語った若葉。その言葉通り、個性派キャラクターぞろいの中にあって、自然なたたずまいで新鮮で爽やかな風を吹かせていった。
一方千代は、鶴亀株式会社・大山鶴蔵社長(中村鴈治郎)の“鶴の一声”で、道頓堀で新しく作る喜劇一座の一員に“配置換え”。再び原点・道頓堀の舞台に立つことになった。かつて高城百合子(井川遥)が舞台から映画へと異動させられたのとは逆のパターンだ。2月1日(月)からの第9週では、ゆかりの地・道頓堀で新たな挑戦に乗り出す千代の活躍が描かれる。(文=ザテレビジョンドラマ部)