冬ドラマ注目4作品の結末をドラマ解説者が予想!
最後に浩一の笑顔が見られるのか
「嘘の戦争」の最終話(3月14日(火)夜9.00-10.09、フジ系)では、警察や六車(神保悟志)に追われる浩一(草なぎ剛)が、カズキ(菊池風磨)の居場所を突き止め、証拠のデータを消した理由を問いただす。
■ドラマ解説者の結末予想
「銭の戦争」('15年フジ系)で草なぎさんが演じた主人公は、復讐を遂げても満たされず金貸しを辞めませんでした。今作も浩一は隆(藤木直人)に勝ち、二科家を破滅させても、詐欺師を辞めないのでは。後藤法子脚本と三宅喜重プロデュース・演出の特色は、切なさの余韻を残す結末。ハルカ(水原希子)と楓(山本美月)との三角関係も幸せにならず、最後まで浩一の笑顔は見られないか。
倫子は幸せを掴み取れる!?
「東京タラレバ娘」の第9話(3月15日(水)夜10.00-11.00、日本テレビ系)では、倫子(吉高由里子)は早坂(鈴木亮平)との関係に幸せを感じている中で、激しく落胆しているKEY(坂口健太郎)に遭遇する。一方、体調を崩して寝込んでいる香(榮倉奈々)の元には涼(平岡祐太)が現れ、香は動揺。小雪(大島優子)も丸井(田中圭)に泊まりに来てほしいと誘われ、断り切れずに丸井の家に足を踏み入れる。
■ドラマ解説者の結末予想
倫子にとって、恋ならKEY、結婚なら早坂ですが、カタルシスが大きいのはKEYとのハッピーエンド。KEYも亡き妻への“タラレバ”を卒業できたとき、初めて倫子とほほ笑み合えるのでは。伊藤響CPと南雲聖一演出の結末は、カラッとしたハッピーエンドが多いだけに期待大。あるいは、どちらとも結ばれず“タラレバ”なまま続編につなげる可能性も?