生徒7人全員が、光り輝く個性の持ち主!
模試の結果は麻里(志田)がA判定、健太(細田)がC判定、藤井(鈴鹿)がD判定、その他4人がE判定だった。東大合格が容易い道ではないことが明らかになったわけだが、桜木は「わはははは!」と突然、笑い出し、「失敗したときは笑え!大事なのは次どうするかだ」と場の空気を一変させ、東大専科は合格を目指して引き続き勉強を始めたのだった。
視聴者のSNSには、「東大専科の面々が愛おしくて、かわいくて大好きだよ」「このドラマ、数年後にキャスト豪華だな!って絶対なるよね」「皆さんの推しは誰ですか?私は藤井です」など、個性あふれる東大専科の面々たちへのエールが並んでいる。
物語が終盤に近付くにつれ、よくぞ集まった、ともいえる個性豊かな東大専科。高橋海人と平手友梨奈は、アイドルとして見慣れた顔と異なる、細やかな表情や演技で毎回ファンを驚かしているし、加藤清史郎は子役時代から培われた表現力で、不器用に“英語ラップ”をこなしたり、葛藤する受験生を不安な顔で演じ、さすがと言える存在感。
「ドラゴン桜」で南沙良の透明感が気になったならば、2022年放送予定の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の出演も楽しみにしてほしいし、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太も、着実に実力を付け、作品ごとに別人かのようなキャラクターを演じ分けられる注目俳優たちである。「東大に誰が合格するのか」という作品上の興味をもって注目された生徒たちは、この先もきっと一人一人にスポットが当たる形で光り続けるだろう。