梨央のピンチを救ったのは…
梨央の会社が、新薬開発にあたって事業説明会を開催するが、直前に中止するように脅迫メールが届いていた。捜査のなかで梨央の秘書から脅迫メールのことを聞いた大輝は、会場の駐車場を見回っているときに、かつて梨央の後をつけていた車を見つけ走りだす。
そのころ、梨央の控室には脅迫メールを送った男(谷田部俊)が警備員に変装して近づいていた。梨央はとっさに携帯で加瀬に電話をするが、直後にナイフを突きつけられて連れていかれた。電話に出るも、梨央の声がしないことを不審に思う加瀬。
梨央が連れていかれるところを見て追いかける大輝が映し出されるなかで、梨央を男の刃から救ったのは加瀬だった。その後、大輝が逃げようとする犯人を取り押さえた。
腕を斬りつけられた加瀬が、病院に運ばれる途中の救急車で「給料に見合いませんよね」と梨央につぶやいた場面は、キュンとさせられた。
また、加瀬が治療を受けている病院にいる梨央のもとに行き、捕まえた男や梨央が重要参考人となっている事件について話す大輝が、「本当に友達として話せたらいいのに…」という梨央の言葉に一瞬で切なそうな表情を見せたところも。
それぞれの立場から梨央を守りに向かった大輝と加瀬が印象的な第3話だった。SNSでも「加瀬さんかっこよすぎる」「大輝が切ない」といった、二分(にぶん)する声が上がっている。
第4話は11月5日(金)に放送される。事業説明会での騒動に加え、真田ウェルネスの疑惑を追及する記事のゲラが出回り、専務・後藤(及川光博)の梨央への風当たりはますます強くなった。さらに、後藤は会社の裏事情を嗅ぎ回るフリーライター・しおり(田中みな実)に不信感を抱き始め、彼女について調べるよう、情報屋(高橋文哉)に指示を出す。そんななか、1本のネットニュースが梨央をさらなる窮地へと追い込む。
(文=ザテレビジョンドラマ部)