ポイントは大量に用意された“アイテム”
――劇中の掛け合いにはアドリブもあるとお伺いしているのですが、ご自身で出したアイデアが採用された場面などはありますか?
今回、塚原さんがアイテムを用意してくださって(笑)。リップクリームや、ハンドクリーム、日焼け止め、虫よけなどのアイテムを桑子にいっぱい用意してくださっているんです。そのアイテムたちを作品の邪魔にならない範囲で使っていけたらいいなと思って。松下さんにハンドクリームを付けるっていうくだりは決まっていたわけではないんです。
――劇中ですごくナチュラルにハンドクリームを渡していたので、アドリブなのかと気になっておりました(笑)。こういう女子っていますよね。
いますよね! 「欲しい」って言っていないのに付けてくる人っているんですよね(笑)。
――松下さんにハンドクリームを渡したときはいきなり付けてみたんですか?
はい、いきなりやってみました(笑)。そうしたら松下さんがすごくナチュラルな反応をしてくださって。「何これ」って言われて「ハンドクリームです」って返したら「ベタベタすんなあ」って言ってくださいました(笑)。
――シリアスなシーンが多いドラマの中で、津田さんと佐久間さんのやりとりは少しほっこりできるシーンだと思います。今後どうしていくかというお話は津田さんとされていますか?
そうですね、この作品の中で唯一ほっこりできるのは山尾刑事(津田)と桑子のやりとりだよねという話を聞きました。なので現場でも常に“何かないかな”と探すようにしています。
きっと作品の後半は物語がシリアスになっていくと思うのですが、桑子は自由度を失わずに、桑子なりに事件に関わっていくようにしたいなと思っています。何かない限りは(笑)。死んだりしたらどうしよう(笑)。
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