<最愛>高橋文哉“優”「やったのは俺なんやよ」 吉高由里子“梨央”に自らの罪を打ち明ける
“最愛”の弟・優の告白「やったのは俺なんや」
第1話放送直後から話題になっていたように、“情報屋”の正体は梨央の“最愛”の弟・優だった。しかし、久しぶりの再会後に優が発した言葉は「ごめんな、姉ちゃん。やったのは俺なんや」。おびえる目で、自分の罪をかみしめるようにゆっくりと話す優に梨央が何も言えないまま第4話は終了した。
康介(朝井大智)の腹に鉄の棒を刺す様子も、昭(酒向芳)ともみ合いになり池に落ちていく様子も、すべて優の目線のみで事件前後の様子がいまだに見えてこない。優は“最愛”の姉のために罪を犯したが、そんな優を守るために動いた真犯人が別にいる可能性も残されている。
抱き締められない“手”が物語る、二人の関係性
また、大輝は山尾(津田)から「昔の関係を利用するつもりぐらいの気持ちでやれ」という助言を受けて梨央に会いに行く。店を出た後、二人は赤信号で立ち止まり無言の時間が続く。「大ちゃん」と呼び止めたものの、涙が溢れそうになって胸に飛び込んだ梨央を大輝は抱き締め返すことができず、青信号に変わると二人はまた刑事と重要参考人として歩きだした。
第1話の過去シーンでは梨央を強く抱き締めていた大輝が、第4話では辛くて涙する梨央に何もすることができず立ち尽くす姿に「胸が苦しい」「たまんない…」などの反応が上がった。
フリーライター・しおりの正体とは?
さらに、今まで素性が分かっていなかったフリーライターのしおり(田中)が法都大学を2006年に休学していたことが明らかになった。公式ホームページにアップされた予告動画では、一瞬だが“2006年合同合宿白山大”の文字が映し出される。
しおりは梨央を執拗に追いかけ、陥れようとする姿が描かれてきたが、二人は“記者”と“話題の女社長”という関係性だけではない可能性が浮上してきた。15年前の事件にはまだまだ多くの関係者が存在するのかもしれない。
劇中に登場するブラックボックスのように少しずつ事件の“真相”に近づいているが、事件の“全貌”はまだ見えてこない。登場人物たちが抱える秘密や関係性が少しずつ明かされながら、それぞれの事件の日に起こった“真実”が今後も丁寧に描かれていく。
■「最愛」公式Instagram:saiai_tbs
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