「唯一無二の存在感を放つ方だと感じます」
――吉高由里子さんと共演した感想を教えてください。
共演させていただき、誰もが吉高さんに惹かれる理由が分かりました。現場にいる一人一人とそれぞれにとっての心地よい距離感で軽快にコミュニケーションをとられていて、吉高さんがいると疲れ切ったスタッフまでもがみんな笑顔になるんです。
あっけらかーんとしているようで、実は現場を引っ張っているその様はカッコイイんです、本当に。私も、吉高さんと接するうちに気付いたらふわっと肩の力が抜けていました。今朝はね、吉高さんがあまりにもおかしくて「ひょうきん者ですね」と私が呟くと、「ぴったりの言葉を見つけたねぇ。ひょうきんでっすー(笑)」と変なポーズをしていました。陽気な人です(笑)。
でも、芝居になると、パチーンとスイッチが入って梨央の顔に。次々感情が湧きでてくるんです。いち視聴者としてすごく好きな俳優さんでしたが、お会いしてまた別の魅力にとりつかれました。
――及川光博さんの印象はいかがですか?
及川さんとはクランクインの日からご一緒させていただいていますが、現場に入られてから出るまで、ずっとミッチーというエンターテイナーでした(笑)。ひとたびお芝居に入ると、キラキラミッチーさんからスッとした表情の読めない後藤に豹変。唯一無二の存在感を放つ方だと感じます。
序盤は自分で作り込んできた芝居を必死に守ろうとしていましたが、共演者の方やスタッフの皆さんのおかげで、ようやく周りが見えてきました。できるだけ多くのものを吸収しようと必死でもがいています。
――登場人物の中で気になるキャラクターはいますか?
昔からドラマを見るのが好きで、「最愛」もいち視聴者として、自分が出ているシーン以外は楽しく拝見しています。特に加瀬さんの言動にはキュンキュンしっぱなし。ひとりで「きゃあ~」と色めき立っています(笑)。
現場では“加瀬キュン”“大キュン(宮崎大輝にキュン)”なんていうワードがあるそうですが、それでいうと私は“加瀬キュン”です。あくまでも役柄としてで、お二人とも大変魅力的な俳優さんです!
――最後に読者へメッセージをお願いします。
第7話ではしおりが、なぜこれほどまでに梨央と真田ウェルネスに執着するのか、彼女の過去も含め明かされます。しおりだけでなく、ほかの登場人物の思惑や意図も徐々に表面化されていきますので、ご注目ください。見終わった後、心地よい疲れが襲ってくるほど、物語は急展開していきます。最後までご覧ください。
■「最愛」公式Instagram:saiai_tbs
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