「誰もがトップに躍り出ることができる」
改めて、審査員のオファーが来た時の感想を聞かれた神田氏は「僕たちの言葉や感想が、参加してくれた方の人生にとってすごく大事なものになり、先の未来を左右することになりかねないので、真面目に真剣に取り組みたいと思っております」と語った。
「CHEF-1グランプリ」の注目ポイントについて、関谷氏は「コンクールは、出場を迷う人がいると思うのですが、何事もチャレンジすることが大事だと思います。やってみないと何も始まらないので、ぜひチャレンジしてほしいです」とアピール。
神田氏は「僕は、関谷さんの料理をこの何年かいただいているのですが、世界的コンクールで優勝したその前後で全く料理が違うんです。本当にすごい進化をしたなと感じますね。そういう関谷さんが審査員をすることはとても意義があると思います」とコメントした。
伊藤はそのエピソードに合わせて、「『キングオブコント2016』で優勝したライスさんは、優勝する前も後もグリーン車に乗せてもらえないらしいです」と裏話を暴露。
堀江氏は「世界に通用するシェフというのは、どういうことなんだろう?と僕自身もまだいろいろ考えているところではありまして、ただ単に『おいしい、おいしくない』だけじゃなく、ポテンシャルを含めての判断になると思います。(自分自身)常にプレイヤーですし、今でも批評批判される立場ですので、ジャッジという立場が初めてですが、ある程度自分のことを棚に上げて、自分の経験が次世代の職人の役に立つように貢献できればなと思います」と意気込んだ。
田村氏も「正直ジャッジすることは今までなく、(そのような立場には)まだまだと思っていたのですが、コンセプトと『地方創生』、そして“光ある若い力”、というお話を聞いて、私自身も勉強をしたいなと思いました。若い方のパワーを見たいなという思いで、真剣に取り組みたいと思います」と語った。
瀬川氏は「シェフだけじゃなく一般の方も挑戦できるので、誰もがトップに躍り出ることができる下剋上的な展開も期待できるなとすごく興味津々です。私は、食べ手として、何か別な視点から料理に向き合うことができるのではないかなと思っています。応援していきたいです」と語った。