7月11日(月)スタートの月9ドラマ「競争の番人」(毎週月曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:24、フジテレビ系)の制作発表が7月7日に都内で行われ、主演を務める坂口健太郎、杏、出演する小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、寺島しのぶが登壇した。
同ドラマは、坂口演じる小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏演じる元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。
杏「(白熊は)考えるより先に体が動いてしまうキャラクター」
同ドラマの紹介VTRが流れた後に登場した坂口は「どうでした?さっきこのメンバーで初めて見たんですけど、面白そうな作品ができたなと感じました」と手応えがある様子を見せる。そして、役どころについて「大変でした。台本をいただいてから公正取引委員会の仕事を調べてもわからないことが多く、言い慣れない専門用語がけっこうある中で、普段から言っているかのように感じさせなきゃいけないのは難易度が高かったです」と振り返った。
続けて、坂口は「裏で動いてくれる彼ら(公正取引委員会)がいるから、自分たちの生活が守られているんだなと発見がありました。視聴者の方も(公正取引委員会に)堅い仕事のイメージがあるかもしれないですが、今回のドラマを通じて仕事の内容や彼らの戦いを感じてもらえたらうれしいです」とコメント。
杏は役どころについて「(白熊は)警察からの移動で“ダイロク”に来たので、最初はやる気に満ち溢れていたわけではなかったです。でも、公正取引委員会って何?って思っている視聴者の方の目線に近いかなと思います。“公取”の中でも困っている人がいて、この仕事でしか救えない人らがいるということに気が付いていくのが白熊の役どころです」と紹介。
司会の伊藤利尋アナが「アクションシーンもあるそうですね?」と杏に尋ねると「はい。(白熊は)考えるより先に体が動いてしまうキャラクターなので。頭脳派の小勝負と、気持ちで動く白熊とでいろいろなアプローチで事件を探っています」と話した。