<鎌倉殿の13人>佐藤二朗“比企能員”「嫡男は一幡様だからな」北条VS比企の覇権争いが激しさを増す
第29回「ままならぬ玉」では――
御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。義時は北条と比企との争いの激化を懸念し、頼時(坂口)と比奈(堀田)を前に決意を新たにする。
そんな中、つつじ(北香那)が源頼家(金子)の次男・善哉を出産。三浦義村(山本)が乳母父となるが、比企能員(佐藤)は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制。一方、北条時政(坂東)は政子(小池)の次男・千幡を頼家の跡継ぎにするため動く。
――という物語が描かれる。
公式ホームページの予告動画では、頼家が、「天下泰平」の“泰”の字から頼時を「泰時」と命名し、北条泰時が誕生する。泰時は、「この者たちが他の土地に逃げるようなことがあってはならない」と農民たちと代官の問題に対処する。
一方、跡継ぎを巡る覇権争いが激しさを増す。能員は「嫡男は一幡様だからな」と義時に詰め寄り、時政は千幡を跡継ぎにしようと動き出し、時政の妻・りくが恐るべき策を講じる。
さらに、善児(梶原善)に育てられた孤児・トウ(山本千尋)が武芸を披露する姿や、泰時の妻となる初(福地桃子)の姿も見られる他、号泣する時政の姿も見られた。
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