近藤公園コメント
「エルピス―希望、あるいは災い―」! なんて気になるタイトルでしょうか。これまで報道や冤罪を扱った作品はたくさんありますが、情報番組のアナウンサーとディレクター目線で、つまりTV局の内側から描いてみせるTVドラマは、あまりないんじゃないでしょうか? 気概を感じずにはいられません。その一端を担える事がとても楽しみですし、“伝えることや表現に関する自由”と“大人の事情”についても考えてみたりしながら、この作品と向き合っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
梶原善コメント
今回のような物語を、一口にヒューマンドラマと言ってしまって良いものか分かりませんが、登場人物としてそれぞれが抱えている悩み、問題を解決できないまま、今すべき仕事をこなしていく。そして、新たな問題に直面していく大変苦しいところでつき進む物語。そんな中、僕が演じる海老田天丼さんは、芸人としてはそこそこの成功者ではあるが、“そこそこ”というところが、彼がどうしても打破できない悩み、問題であります。その辺りのそれぞれの思いを、このドラマのおもしろ味として楽しんでいただけるのではないでしょうか。お楽しみに。
片岡正二郎コメント
お話を頂いた時は驚きました、舞台ばかりだったので初ドラマです、ははは。 死刑囚というのもまた、驚きました、これも初です。 死刑囚は、他の受刑者とは違って、死を待つというのが刑なんです。死刑の執行は当日知らされる、そんな毎日をどんな気持ちで暮らしているんだろうと、ずっと想像しています。見ていただいた人にその気持ちが感じられるように演じたいと思います。 台本をもらうたびに、次回が気になって仕方ありません、ぜひ楽しんでください。
山路和弘コメント
ネタバレはできないし、最後まで読ませてもらってないが、この脚本、ユルいのか厳しいのか判別できぬまま始まり、背中をくすぐられたと思ったら銃を突きつけられ、今は銃とコショコショが並行し、イライラと読み進みながら、久々の悪人と久々の監督の演出を楽しんでます。