仲野太賀ら実力派キャストが織り成す“テレ朝初本格シットコム”が開幕＜ジャパニーズスタイル＞
仲野太賀が主演を務めるドラマ「ジャパニーズスタイル」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)が10月22日(土)夜11時30分より放送をスタートし、“客前本番ほぼ一発撮り”の過酷すぎる全貌が明らかになる。また第1話放送に先駆け、YouTubeほか各SNSで公開されていた冒頭4分間のノーカット映像に加えこのたび、先行カットも公開された。
「ジャパニーズスタイル」とは？
同ドラマは、仲野が主演、金子茂樹が脚本、深川栄洋が監督を務める、テレビ朝日初となる“本格シットコム”。寂れた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、限られた空間で30分間のノンストップ群像劇を繰り広げる。
斬新さとノスタルジーが共存した「虹の屋」の本格セットの中、実際に観客を入れ、その目の前でほぼ本番一発勝負の演技を続けていくという、他に類を見ない新感覚ドラマとなっている。
※シットコムとは、シチュエーションコメディーの略で、限られた場面設定・登場人物で繰り広げられる連続ドラマのこと。
個性あふれるキャラクターが登場
温泉旅館「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから物語は始まる。
そんな彼を待ち構えていたのは、流しのフラメンコダンサー・ルーシー(市川実日子）、潔癖症の支配人・影島(要潤)、謎多き料理人・浮野(KAZMA)、仲居頭で旅館を支える浅月桃代(檀れい)と、その息子・凛吾郎(石崎ひゅーい)、水質管理責任者・梅さんこと梅越(柄本明)という猛者たちだった。彼らに翻ろうされながらも、哲郎もまた持ち前の「クズっぷり」を見せ、ドタバタ劇はより加速していく。
さらに金子脚本の真骨頂とも言える、切れ味鋭いせりふの応酬は見どころの一つと言える。これをキャスト陣は、リハーサル一日、翌日に本番というスケジュールで、週に2回の収録をこなし、冒頭から終演まで出ずっぱりだった仲野をはじめ、他キャストからもその緊張感は充満していく。
それでも、アドリブも盛り込みながら、テンポよく繰り広げられる彼らの丁々発止のやり取りに、観客たちは思わず爆笑。「ドラマ」とも「舞台」とも違う、「シットコム」ならではの魅力が第1話から凝縮されている。
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