平野紫耀“黒崎”、クロサギの旅がついに完結…家族を壊した佐々木蔵之介“宝条”と直接対決へ<クロサギ>
King & Prince・平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の最終回となる第10話が、12月23日(金)に放送される。同作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が「詐欺師をだます詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。
2022年の現代を舞台に“クロサギ”が暗躍
原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“「クロサギ」完全版”として新たにドラマ化。「詐欺」が身近な脅威となっている2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに発生している詐欺にクロサギが立ち向かっていく。
同ドラマには、検事になることを目標に勉強している大学生・吉川氷柱を演じる黒島結菜や、甘味処「かつら」の店主で、裏の顔は詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和も出演。
また、警察庁のキャリア組・神志名将を井之脇海が演じる他、中村ゆり、山本耕史、坂東彌十郎、船越英一郎ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下ネタバレを含みます)
詐欺を教わった“師匠”と涙の決別…「アンタの命令はもう聞けない」
12月16日に放送された第9話では、宝条(佐々木蔵之介)とのラストバトルに挑むべく、黒崎が全てを捨て、立ち向かう姿が描かれた。
“宝条帝国”崩しを順調に進めていた黒崎は、少しずつ宝条との距離を縮めていく。しかし、桂木の元にいる限り宝条を喰うことはできないと気付くと「アンタの命令はもう聞けない」と告げ、静かに甘味処「かつら」を後にする。
そして、ついに黒崎と宝条が対峙。野望のため議員の蒲生(秋山菜津子)と組む宝条は、必要資金である100億円を確保するため海外ファンドを利用することに。黒崎はシンガポールの会社を買収して名乗り出る。
しかし、物語の終盤では独自に宝条を調査していた金融庁の日下(山田キヌヲ)がマンションから転落、氷柱が何者かによって連れ去られるという展開に。クライマックスに向けて物語が大きく動き出す中、同作はいよいよ最終回を迎える。