「皆さんがハッピーになればいいなと思います」
――最終話に向けてキャストの皆さんは何かおっしゃっていましたか?
そうですね、みんな「次の回どうなるの?」とか「最後僕たちどうなるんですか?」という話はしていますね。それに、松山さんは「こんなこと言いたい!」と具体的なアイデアまでくださって。3人はどうなるべきかということをよくディスカッションされている印象があります。
――最後に、最終回の見どころを教えてください。
話せないことも多いのですが…奇跡とは何かということなんですよね。そんなに暗い気持ちでは終わらないはず!と思っているのですが…(笑)。
よくSNSで「絶対にハッピーエンドじゃないじゃん!」といったコメントを見かけるのですが、何をもってしてハッピーエンドなのかなと思っていて。よくドラマって結婚したところで終わったりするけど、その結婚がうまくいくかどうかは分からないですよね。どこでエンドマークを打つかによって違う。
私たちは、このドラマのエンディングはここだと思って作っています。見終わった後、視聴者の皆さんがハッピーになればいいなと思います。
悠依と直木はロスタイムを与えられていること自体が奇跡なのですが、死は突然訪れたけれども、別れはちゃんと納得いく形でできたんじゃないかなと。「誰もが、一番愛している人にきちんと“さようなら”を言えないまま、お別れすることになりませんように」というのがテーマなのでそこはしっかり伝えたいですし、3人が前向きに生きられる形で終われるといいなと思います。