田邑は弥生のことが気になっていた
田邑は、弥生から先生のことを好きでいいですよねと真っすぐすぎる言葉をもらう。戸惑う田邑の様子を感じ取ったのか、弥生は好きなだけですと笑顔を浮かべる。
田邑は、弥生のことを幼なじみの児玉(須賀健太)に相談。児玉は、高校生から恋心は、田邑が受け入れさえしなければ大丈夫だと告げる。田邑はどこか安心したように笑いながらも、近くなりすぎてしまった弥生との距離感を考えているようだった。
その後、場面は美術室へと切り替わる。出しっぱなしにされていた道具を片づけていると、そこに楽しそうな弥生の声が聞こえて来る。田邑は無意識に声のする方へ歩み出す。その行動から分かるように、田邑は弥生のことが気になっていた。
そんな中、美術部部長・美紗子(深尾あむ)が現れる。美紗子は田邑に弥生のことを好きになっていたりしないよねと問う。田邑はなっていない、なるわけないだろうと自分に言い聞かせるように否定するのだった。
男子生徒と戯れる田邑に忍び寄る影
白石(中村嶺亜)、青山(菅田琳寧)、赤木(檜山光成)は、ランチタイムを楽しんでいた。すると、赤木が自分のSNSに、知らない女の子からダイレクトメッセージが来たことを話し出す。
その女の子に会いませんかと言われたと明かす赤木。詐欺を疑う青山に、赤木は女の子の写真を見せると強めの加工が施されており、青山は再び詐欺だと告げる。何でもない話で盛り上がる3人の元に、田邑がやって来る。
田邑は、慌てて携帯をしまう赤木に校内で携帯電話を出すなと注意。すると、赤木はレイナ(川床明日香)の口調をまねし、「田邑っち好き」と田邑に抱き着くのだった。その後、田邑は白石とともに、青山、赤木の様子を楽しそうに見つめていた。
わちゃわちゃと生徒らと幸せそうな時間を過ごす田邑の姿を見て、この瞬間がずっと続くことを願うが、そうもいかなかった。田邑へ恋心を向けるレイナと、田邑に嫉妬している稲毛によって、田邑は大きな騒動に巻き込まれてしまうことになる。