星也「玲央ってどうしていづみさんって呼ぶの?」
ロックアウトされると賃金自体が出ないため鉱員たちは生活に困ることに。父や兄、そして家族同然に思う鉱員たちと対立するという不本意な事態に、労働組合制度の仕組みに疑問を持つ鉄平。そして鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していた。
現代。いづみの思い人である鉄平について玲央と千景(片岡凜)、星也(豆原一成)は調べることにする。
文献を調べているなかで玲央が「いづみさんはどれ?」と聞くと、改めて「玲央ってどうしていづみさんって呼ぶの?」と星也。玲央がきょとんとして「名前じゃん」というと、千景は「いづみはおばあちゃんの旧姓。結婚する前の名字」と言って紙に「出水」と書く。玲央が驚いて「え?じゃ、名前は?」と聞くと、千景は「朝子」と紙に書くのだった。
これまでいづみは百合子なのか、リナなのか、朝子なのか、それとも…?と視聴者の間で話題にのぼっていたが、ついにいづみが朝子であると明かされて鳥肌が立った。X(旧Twitter)では「まさか名字とは!」「また一から見直したくなる」「ええっ!!って声出た」「リナが『出水朝子』で、レオは鉄平と食堂の朝子の孫って事は無いかな?」「朝子を騙っている百合子の可能性だってあるよなと思っている」とさまざまなコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。
◆構成・文=入江奈々