桐山照史が「エグカッコエエ」ロミオに! ジュリエット役の柄本時生と「泣くロミオと怒るジュリエット」
舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」ストーリー
戦争が終わって5年。港を擁する工場街ヴェローナ。工場から出る黒い煙と煤に覆われた鉛色の街。その街の空気をさらに不穏にしているのは、顔を合わせるたびに揉め事を起こす2つの愚連隊“モンタギュー”と“キャピレット”だった。
“モンタギュー”の元メンバーで、今は更正してカストリ屋台で働く奥手で真面目な青年・ロミオ。ロミオの親友で、けんかっ早くいつも問題を起こす張本人のマキューシオと、正反対に聡明で理知的なべンヴォーリオ。
3人はそれぞれに、今の時代や自分の境遇に悩みや閉塞感を感じていた。そんな日々の憂さ晴らしに3人が出掛けたダンスホールで、田舎から出てきたばかりのジュリエットに出会い、ロミオは人生で初めての恋に落ちる。
しかし、ジュリエットは敵対する“キャピレット”のリーダー・ティボルトの妹だったのだ…。
そんなことはお構いなしに燃え上がる2人の恋。ロミオは白頭山東洋治療所の店主で父親のような存在のローレンスに相談するが…。
2人を取り巻くさまざまな人物と共に、街は大乱闘に巻き込まれていく。