<BG>間宮祥太朗“沢口”の恋人を護った木村拓哉“章”の恋模様も盛り上がりを見せる
章の恋の始まり? だが、そこに謎の男が…
結局、沢口と凪子は互いに信じきれなかったことでいったん距離を置くことになったが、ラストでは、章とかかりつけの整形外科医・笠松多佳子(市川実日子)の恋模様に進展が。
前話に続いて、本話でも章は息子の瞬(田中奏生)から「女はさ、壁をヒョイって乗り越えてくる男が好きなんだから」とまで言われて背中を押されていた。
前話では章は断られたものの、今回はお礼として食事に誘うことに成功。回転寿司店で話すうち、多佳子はかつて新婚3カ月で警察官だった夫が死んでしまったことを告白した。
「ひどい人ですね。一番いいときに突然去るなんて」と言った章に、「そんなこと言う人、初めて」と多佳子。夫が亡くなった当時、警察関係者からは「立派な死に方だった」と褒められ、家族からは「彼の意思を継いでがんばれ」と言われたものの、多佳子自身は「頭にきたの、何してくれてんのって」と思っていたことを明かした。
章と多佳子が仕事を離れ、とてもいい雰囲気を醸し出していることに見ている側も和んだ。市川の自然体の演技も功を奏している。
しかし、事態は急転。章を付け回している謎の男(中村織央)が現われた。章と戦い、負傷して逃げていく謎の男を見た多佳子は、「あの人、どこかで見たことがある…」とつぶやいた。
点と点がかすかにつながっていくような、再び緊張感のある場面で5話は終わりを迎え、最終話まで残り2話となった物語の核心に迫る期待感が存分に高まった。