<試写室>「未解決の女」Season2の安定感! メモ1枚からひもとく波瑠たちの機転&執念にスッキリ
「謎解き」の爽快さを得られる“名コンビ”
「もーいちどころすしょーしたい」と書かれたメモから、理沙は「もう一度殺す、焼死体…しょうしたい、ショーしたい…一種の殺人ショー?」など、頭の中で文字をグルグルと組み替えては、その意味や記した人物の本意をひもといていく。
一方、朋は「“もーいちど”というわりに、5年後の犯行は時間がたち過ぎてますよね」と鋭い視点で機転を利かせ、事件関係者の部屋から今一度、事件とつながる品を見つけていく。2人の共通点は決して諦めないことだ。
謎の文字が書かれたメモたった1枚から、事件解決までをあれよあれよと鮮やかに、しかし執念深くつなげていく朋と理沙のバディは、Season2にして“名コンビ”として描かれている。
それにしても、倉庫番とも揶揄(やゆ)される“6係”に、「未解決」のハンコが押された段ボール資料が多いこと。まだあと何話分も用意されていると思っていいのかな?と期待してしまう。
文=ザテレビジョン ドラマ部