芳根京子『演じていて胸が苦しくなりました』、町田啓太ら「Akiko’s Piano―」出演者インタビューを紹介!
作曲家・藤倉大コメント
この協奏曲を去年8か月ほどかけて作曲しました。8か月ほどずっと明子さんと一緒に生活していたような気分です。この協奏曲の主なメッセージは“Music for Peace”です。しかしながらそれを一作曲家として、明子の個人的な視点に集中して表現したいと思います。
普遍的な主題を伝えるために微視的な視点から進めるのです。政治に何の力も持たない19歳の普通のアメリカで生まれた少女である明子の視点なのです。
これまでのあらゆる戦争、世界のあらゆる国でこの19歳の少女と似た話が起こっているはずです。どの戦争も「明子」を作り出します。これからこの作品がいろんな国で演奏されると良いなと思いますし、演奏されることにより、その国々で生まれてしまった「明子さん」を思い出し、全人類は二度とこの状況が起こらないように努める義務があります。
今回はこの作品の世界初演に加えて、明子さんをモデルにしたドキュメンタリードラマが作られると聞きました。素晴らしいドラマになるに間違いないでしょう!僕も観るのが楽しみです。
ドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音」
8月15日(土)夜6:00-7:30
NHK BSプレミアム、NHK BS8Kにて同時放送
脚本=田中眞一
出演=芳根京子、田中哲司、真飛聖、町田啓太ほか
制作統括=樋口俊一、坂部康二、山本喜彦
8月15日(土)夜6:00-7:30
NHK BSプレミアム、NHK BS8Kにて同時放送
脚本=田中眞一
出演=芳根京子、田中哲司、真飛聖、町田啓太ほか
制作統括=樋口俊一、坂部康二、山本喜彦