鈴木保奈美、母親役で柴咲コウと初共演「疑いようもなく、柴咲さんは見事に演じ切られる」<35歳の少女>
鈴木保奈美(時岡多恵 役)コメント
大好きなドラマがいくつもある、遊川作品。お話をいただいたときは本当にうれしかったのです。
が、観ると演るとは大違い。大変です。自分を鍛え直す場を与えられたことに感謝して、まっさらな気持ちで挑みます。柴咲さんと共演させていただくのは初めてです。望美ちゃんは、こりゃまた大変な難役です。けれど疑いようもなく、柴咲さんは見事に演じ切られることでしょう。
彼女のその過程を一番近くで見ることができるなんて、なんという幸せ。バラバラになってしまった家族がどう向き合い、どう再生していくのか。フィナーレを迎える頃、役の上でも、キャスト、スタッフの皆さんとも、戦友のようになっていられたらいいな、と思います。
大平太プロデューサーコメント
25年間、愛する娘の生還を信じ、看病し続けた母親。保奈美さんにお願いするのは、信念の人・多恵です。
25年前、僕は、まだドラマのADとして、撮影現場で、叱られてばかりいました。一方、保奈美さんは、人気ドラマの主演女優として、テレビの中でキラキラ輝く憧れの方。
初めてご一緒できるのは、とても光栄なことです。ただ、多恵は、これまでの僕が持っていた保奈美さんのイメージとは違います。四半世紀の間、自分だけを信じ、たった1人で闘っているうちに、笑顔も、人に頼る心も無くした鉄のような女性。
多恵が、もう一度、家族に囲まれて最高の笑顔を見せるシーンを、保奈美さんと一緒に作れる日を楽しみにしています。