堺雅人主演 '16年大河「真田丸」 に大泉洋ら!
堺雅人が真田信繁(幸村)を演じる'16年の大河ドラマ「真田丸」('16年1月スタート、NHK総合ほか)で、追加キャスト発表会見が行われた。今回発表となったキャストは大泉洋、内野聖陽ら21人。
大泉は信繁の兄・信幸(信之)役、木村佳乃は信繁と信幸の姉・松役、草刈正雄は信繁兄弟の父・昌幸役、高畑淳子は昌幸の妻・薫役、草笛光子は信繁の祖母・とり役、寺島進は真田家の家臣で信州の豪族・出浦昌相役、中原丈雄は昌幸の側近・高梨内記役、藤井隆は真田十勇士の一人・佐助役、平岳大は真田家が初めに仕えた武田家の最後の当主・勝頼役を演じる。
また、段田安則は武田滅亡後の真田家の新たな主となる滝川一益役、遠藤憲一は越後の戦国大名・上杉景勝役、吉田羊は信幸の正室・小松姫役、藤岡弘、は小松姫の父で徳川家の重臣・本多忠勝役、高嶋政伸は真田と関東の覇権を争う北条氏政役、斉藤由貴は徳川家康の側室・阿茶局役、近藤正臣は家康の名参謀・本多正信役、そして内野聖陽は信繁の宿敵・徳川家康役に決定した。
さらに、会見には欠席したものの、信繁の伴侶・きり役に長澤まさみ、信繁の初恋の相手・梅役に黒木華、信州の豪族・室賀正武役に西村雅彦、信繁を慕う地侍・堀田作兵衛役の藤本隆宏の出演も発表された。
堺にとって3度目の大河となる「真田丸」は、信濃の一領主に過ぎず大きな力を持たない真田家が、生きる延びるため戦国の荒波に立ち向かっていく物語。信繁のライバルとなる戦国武将たちの成長も描かれる。
脚本は三谷幸喜。同じく三谷脚本の大河ドラマ「新選組!」('04年)では、堺が演じた副長・山南敬助が切腹する回が話題を呼び、異例の年末再放送まで行われた。そんな堺が、大河の主役として三谷とタッグを組むとあって、大きな話題を呼んでいる。
家康役の内野は、「『おまえじゃないだろ』という声が聞こえてきそうですが、私も最初そう思いました。しかし、三谷さんが描けば、『こういう家康か!』という奇想天外な家康像が現れると思います」と期待を寄せた。
記者からの質疑応答では、「ドラマのクランクインに向けて準備していることは?」という質問が。堺や大泉らが「乗馬」と答える中、佐助役の藤井は「みなさん乗馬と答えられてますが、僕は馬より足の速い忍者の設定なので、馬より速く走るトレーニングをしようかと思っています」とコメント。
さらに質疑は続き、司会者が指名したのは、“西日暮里壁新聞の記者”こと脚本の三谷幸喜。大泉に「戦国武将を演じるということで、1年間ふんどしを締め続けるというのは本当でしょうか?」と質問。大泉は「壁新聞の方をどうして(会場に)入れるんですか!? あの人、会見中も僕の方を見て『何かやれ』みたいな顔をしてくるんだ!」と会場を盛り上げていた。
'16年1月スタート(全50回)
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかで放送