閉じる

金澤克彦(かなざわかつひこ)

  • SNS

  • その他出演作

  • 関連特集

金澤克彦のプロフィール

誕生日
1961年12月13日
星座
いて座
出身地
北海道帯広市
プロレス・格闘技ライター、編集者。週刊ゴング編集部時代はGK(ゴング金沢)の呼称で呼ばれることが多かった。

主な出演最新作

金澤克彦のSNS

  • けなされるのすら愛おしい。

    4月15日、ついにロッシー小川氏(元スターダムEP)が手掛ける新女子プロレス団体の旗揚げ会見が都内ホテルで行なわれた。…

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 8日前

  • リングに残された敗者

    4・6両国国技館大会で同門の辻陽太を相手に、IWGP世界ヘビー級王座のⅤ2に成功した内藤哲也。 その余韻が冷めやらぬな…

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 12日前

  • 手のひらは物語る

    スポーツ選手における世界最高額で契約し、今シーズンからロサンゼルス・ドジャースの一員となった大谷翔平。 スプリング・ト…

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 19日前

  • 令和の凄玉

    新日本プロレスの『NEW JAPAN CUP 2024』を初出場の辻陽太が5連勝で初制覇した。            …

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 28日前

  • 最後の吉江コール

    プロレスラー・吉江豊さんが亡くなった。享年50。 若すぎる、早すぎる、突然の訃報に愕然とした。 10日、全日本プロレス…

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 38日前

  • ジュリア陥落!たむと最終決戦へ

    スターダム『CINDERERA TOURNAMENT 2024』開幕2連戦の最注目カードは、ケイ椎ヘルニアにより欠場し…

    アメブロ 金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba 42日前

けなされるのすら愛おしい。
2024/04/18 03:50アメブロ

4月15日、ついにロッシー小川氏(元スターダムEP)が手掛ける新女子プロレス団体の旗揚げ会見が都内ホテルで行なわれた。 団体名はマリーゴールド。正式名称は、DREAM STAR FIGHTING MARIGOLDとなる。 マリーゴールドといえば、あいみょんのヒット曲でも知られる。命名の理由を聞かれると、「あいみょんが好きだから」と小川氏。 その団体名の通りに、会見ひな壇のテーブルには、綺麗なマリーゴールドの花が数多く飾られていた。小川氏は花の色と団体ロゴマークに合わせて、鮮やかすぎるイエローのスーツとネクタイ姿で登場。 こんなド派手な恰好は、2017年5月に還暦祝パーティーを開催し深紅のスーツ姿で登場してきたとき以来だろう。 だけど不思議なのは、こいういうド派手なスーツがこの年齢にしてしっかり似合ってしまうこと。 「俺はあんまり目立っちゃいけないから」 そう言ってはいたけど、目立ちすぎるほど目立っていたのだ。 冒頭のあいさつで、代表取締役のロッシーさんはこう言った。 「令和にできた一番新しい団体なんですけども、私が昭和生まれなもので。昭和のおもしろいエッセンスをスパイスとして注入していきたいと思います。来年は、じつは昭和100年なんですよ。昭和はまだ終わりません」 今回が最後の挑戦と心に決めた小川さんらしい言葉。猪木さんが亡くなり、天龍源一郎、長州力、武藤敬司も引退。昭和プロレスは終わった――そう言われている。 だけど、ここに昭和女子プロレスの生き字引であるロッシー小川がちゃんと生きているということだ。 つづいて、所属となる7選手がひとりずつ紹介を受けて登場。ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、高橋奈七永、ビクトリア弓月、石川奈青の順にひな壇に座った。               ©大川 昇 登場順にマイクを持って、入団あいさつ。先陣を切ったジュリアは、こう語った。 「人生、なにが起こるかわかりません。なにが起こるかわからないからこそ、駆け抜ける意味があると思います。安定を求めるのも楽しい。けど、それをぶっ壊すのはもっと楽しい。仲良くなるのもうれしいけど、仲が悪くなるのだっておもしろい。褒められたら気分いいけど、けなされるのすら愛おしい。それが生きるということだと思います。私はいま、間違いなく生きてます!」 いきなり、きたー!言葉選びの天才である。 この短いセリフのなかに、6年余のプロレスキャリアだけではなく、30年生きてきた自分の人生までぶつけてきた。 ジュリアというプロレスラーのベースは喧嘩にある。小学生のころからイジメと差別に立ち向かい、殴り合いをしてきた喧嘩にある。 自分の生きる場所を見つけるために、子どものころから闘いつづけてきたのだ。 ナチュラルボーン・ウォリアー。それがジュリアという生きもの。 次にマイクも持ったのは林下詩美。 「新団体マリーゴールドで、私、林下詩美の新しい挑戦続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

リングに残された敗者
2024/04/14 19:25アメブロ

4・6両国国技館大会で同門の辻陽太を相手に、IWGP世界ヘビー級王座のⅤ2に成功した内藤哲也。 その余韻が冷めやらぬなか4・13米国シカゴ大会でジョン・モクスリーの挑戦を受けたものの、王座陥落。 新日本の至宝が米国AEWに流失するという、衝撃的な事件に見舞われている。 ただし、今回レポートしているのはやはり4・6両国でのIWGP世界戦である。               ■写真提供/新日本プロレス 新日本プロレス・オフィシャルスマホサイトで12日にアップされているが、内藤と辻の間に生まれた8年ストーリーをドラマとして書かせてもらった。 日体大アメフト部で活躍していた辻は、卒業後に一般企業へと就職した。 その辻がプロレスラーを目指すことを決心したのは、8年前にあの試合と、あのパフォ―マンスを目撃したから。 2016年の4・10両国国技館。時のIWGPヘビー級王者であるオカダ・カズチカに勝利した内藤は、悲願のIWGP王座戴冠に成功しながら、そのベルトを放り投げて退場。 前代未聞のパフォーマンスに心を揺り動かされた辻は、プロレスラーを志しアニマル浜口ジムの門を叩いた。 2021年8月1日、後楽園ホール。海外修行に出る辻の壮行試合の相手を務めたのが内藤。辻の念願がかなった内藤との初シングル戦だった。 結果は、変型の高角度逆エビ固めで内藤の勝利。辻を相手にデスティーノを繰り出すことはなかった。               ■写真提供/新日本プロレス 内藤のIWGPヘビー級ベルト初奪取から8年が経った、2024年の4・6両国国技館で辻は内藤のベルトへと挑んだ。 2年8ヵ月前の壮行試合で敗れたフィニッシュホールドである変型ボストンクラブを逆に内藤に決め続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

手のひらは物語る
2024/04/07 04:55アメブロ

スポーツ選手における世界最高額で契約し、今シーズンからロサンゼルス・ドジャースの一員となった大谷翔平。 スプリング・トレーニングでも笑顔が絶えなかった。オープン戦でも絶好調のバッティングを披露した。 さらに結婚発表。 夫人同伴で韓国での開幕2連戦を終えた。 その直後、大事件発生。海を渡ってから6年間、公私ともにパートナーであった通訳の水原一平氏の違法賭博疑惑が発覚し、ドジャースは水原氏を即刻解雇。 米メディアは手の平を返すように、水原氏ではなく大谷をたたき始めた。 「大谷には自分自身の口から事情を話す義務がある」 3月25日、大谷が状況説明をする記者会見を開いた。「なぜ質疑応答がないのか!」と、それでも大谷たたきが止まらない。 29日から本拠地ドジャースタジアムでアメリカ本土でのゲームがスタート。 ヒットは出るものの、ホームランが見られない。じつに開幕から8試合、ホームランなし。2018年にエンジェルスに入団して以来のワースト記録。 まして、2番=大谷とMVPトリオを結成する1番=ベッツ、3番=フリーマンが打ちまくる。 日を追って大谷の表情から笑顔が消えていく。正直、その様子を見ているだけで辛くなる。 4月2日からドジャースタジアムで、ライバル球団ジャイアンツとの3連戦が始まった。 テレビ観戦していると、大川昇カメラマンから写真が次々と送られてきた。おいおい、ロスの大谷壁画とドジャースタジアムの風景ではないか? なんと『レッスルマニア』を観戦に行く前に、ロサンゼルスを訪れ3連戦を見とどけるという。 西海岸(ロス)から東海岸(フィラデルフィア)へ長距離移動なんて、アンタはメジャーリーガーかい!? 時差は16時間あるのだが、観ているものは同じ。 試合中に、ラインでやりとりする。 「打球が上がらないねえ」 「速球に振り遅れてファールになってる」 「いまの打席、ホームランボールが2球あったじゃん」 「ベッツがあれだけ打つから力んでるよね」 「大谷から完全に笑顔が消えた…」 こんなネガティブなラインでの会話が3日間つづいた。なんせ、「プロレスより野球が好き」というのが私たちの合言葉。しかも、日本のプロ野球よりメジャーリーグが好きという共通点がある。 そして、9試合目の第4打席。開幕から通算して41打席目。 ついに出た。アウトコース高めのボールを捉えると、打球は右中間の中段席に突き刺さった。 ベテランのロハス親分がベンチを飛び出して両拳を突き上げる。大谷と仲良しのT・エルナンデスがひまわりの種を紙吹雪のように撒き散らす。 ドジャースタジアムのファンは総立ち。もちろん、私も自宅リ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

令和の凄玉
2024/03/29 04:36アメブロ

新日本プロレスの『NEW JAPAN CUP 2024』を初出場の辻陽太が5連勝で初制覇した。               ■写真提供/新日本プロレス 1回戦=ジェフ・コブ2回戦=エル・ファンタズモ準々決勝=成田蓮準決勝=EVIL決勝=後藤洋央紀 5人ともキャリアが上であり、簡単に突破できる相手ではない。 しかも、どの試合も内容が伴っていたから、完全優勝といっていいほど納得の結果である。 新世代と称されるZ世代(令和闘魂三銃士&上村優也)がそろい踏みした昨秋あたりから、関係者の間では辻陽太が一枚上と評価されてきた。 私も同じで、辻がアタマひとつ抜け出ていると思って見ていた。なんと言っても、ニタリと笑ったときの真っ白い歯が印象的。 スポーツ選手でいうと、日本ハム・ファイターズ監督の新庄剛志、MLBで活躍するボストン・レッドソックスの吉田正尚が白い歯の双璧。今回の大躍進により辻陽太も‟ホワイト・ティース”三銃士の仲間入りなのだ(笑)。 それはともかく、実際の辻は180㎝そこそこの身長なのに(※公式では182㎝)、横幅と分厚さがあるから、リングに上がるとはるかに大きく見える。 スピード、パワー、瞬発力、空中戦、切り返し、オリジナルの荒っぽい攻撃とオールマイティーな男。 さらに、マイクパフォ―マンスも上手いし、コメントを聞くと発言も理路整然としている。 彼の発信する言葉を確認してみると、棚橋&オカダ&内藤のエッセンスを感じる。 かつて、藤田和之に‟野獣”と命名したのはゴング時代の私なのだが、それ以前の若手時代の藤田に付けたキャッチフレーズが‟凄玉”だった。 それ以来の凄玉登場!そう痛感させられるほど、規格外の凄みを今大会から感じたしだい。               ■写真提供/新日本プロレス 3・20アオーレ長岡大会の決勝のリングで対峙した相手は、過去3回の最多優勝記録を持ち7回目の決勝進出となる後藤。 最近はYOSHI‐HASHIとの毘沙門としてタッグ屋の印象が強いし、ファイナルのリングに立つのもじつ8年ぶり。まして、準々決勝ではデビッド・フィンレーに不戦勝と運もよかった。 ただ、準決勝のSANADA戦を経て決勝のゴングが鳴ったとき、会場には間違いなく後藤への追い風が吹いていた。 8年前の決勝で内藤に敗れ、失意のなかでCHAOS入り。一方、優勝した内藤は4月の両国でオカダからIWGPヘビー級王座を奪取。これを機に内藤は大ブレイクして、現在の地位まで上り詰めている。 今回の『NJC』を制覇し8年越しの内藤へのリベンジを狙う続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

最後の吉江コール
2024/03/19 04:10アメブロ

プロレスラー・吉江豊さんが亡くなった。享年50。 若すぎる、早すぎる、突然の訃報に愕然とした。 10日、全日本プロレスの高崎大会に出場した吉江(※、以下、敬称略)。試合後、コメントを残し控室にもどりイスに腰かけて、そのまま静かに息を引きとったという。 死因は動脈硬化だった。 吉江は群馬県前橋市の出身。地元の隣町である高崎市での試合。 通夜と告別式は、前橋市内の斎場にて営まれている。 通夜は14日で、告別式は15日。 通夜には多くのレスラー、OB、関係者が駆け付たという。14日には外せない私用があったので、私が式場に出向いたのは15日の葬儀。 葬儀が始まる1時間前に式場に着いた。献花の数があまりにも多く式場内だけでは収まりきらず、廊下にもズラリと並べられている。 真っ先に吉江の愛妻である美奈さんと、兄でお笑い芸人のよしえつねおさんにお悔やみの言葉をかける。 お二人とも古くからの知り合い。 吉江が亡くなったときの状況をつねおさんが聞かせてくれた。そして、「どうぞ、弟に会ってやってください」。 棺のなかに、試合コスチュームで吉江が眠っていた。眠っているという表現が一番ぴったりとくる穏やかな顔。彼と会うのは3年ぶりぐらいかな? 最後に会ったのは、後楽園ホールだった。控室を出た通路のところでバッタリ出くわした。 「あぁー!」 「あらぁー!」 お互いの顔も見合わせてそう叫ぶと、彼の巨体に押しつぶされそうになりながらも、しっかりハグした。 10分ほど互いの近況報告。昔と変わらぬ人懐っこい笑顔に癒された。やっぱり何年ぶりに会おうとも吉江は吉江だった。 それ以来の悲しい再会。それなのに穏やかな顔を見ているとなぜか涙は出てこない。普通サイズの棺に窮屈そうに収めらている160㎏の巨体。 「あのー、ちょっとこのベッド狭いんですけどねえ」 苦笑いしながら今にもそう言いだしそうな感じ。もし私が棺を2回叩いたら、3カウントの前に肩を上げそうな気さえしてきた。 美奈さんと会うのは十何年ぶりだろうか? 「吉江君との思い出をブログに書きたいんですけど、祭壇の写真を撮らせてもらってもいいでしょうか?」 「どうぞどうぞ!主人は絶対そういうのを喜びますから」 突然のできごとから、まだ5日も経っていない。憔悴しているのは当たり前のことなのだろうが、持ち前の明るさで元気を振り絞って、なんとか気持ちを保っているのだろう。 美奈さんは、そういう女性なのだ。吉江の顔を見るより、彼女を見ているほうがずっと辛かった。 読経が終わり、弔辞を述べたのは棚橋弘至。2003年6月、日本武道館で蝶天タッグの保持するIWGPタッグ王座を奪取したのが、吉江&棚橋のコンビ。 以降、半年間で3度の防衛に成功している。実質6カ月天下ながら、私はこのタッグチームが好きだった。 体格とパワーで攻める吉江に、スピードとキレで勝負する棚橋。まったくタイプが違うのに、なぜかコンビネーションは抜群だった。 「僕が新日本プロレスに入門したとき、吉江さんが寮長でした。練習は厳しい、道場は厳しいと聞いてビビりながら入門したんですけど、吉江さんがとても優しくて、いつも笑っていてホッとしたのを憶えてます。受身の練習でも吉江さんの受身が一番巧くて参考にさせてもらいました。最近、蝶野、天山組からIWGPタッグを獲った試合を見直したんですけど、僕はほとんど活躍していなかった。コーナーで吉江さんが待っていてくれるという安心感だけで、僕は好き勝手やって、あとはお願いしますみたいな感じでした。吉江さん、またタッグを組んで2人でボディプレスを決めて勝ちましょう!」 そうか、そういうことだったのか! 先ほど吉江&棚橋のタッグが好きだったと記したが、あのころの棚橋はキャリア的にもまだ未熟だったから、吉江、棚橋組への思い入れを過去にほとんど語ったことがない。 初めて明かした5年先輩への感謝の気持ち。 それに、当時の棚橋はまだハイフライフローを使っていなかった。いまなら、どうだろう?ハイフライフローと160㎏ダイビングボディプレスが同時に炸裂したなら、会場は大爆発間違いなしだろう。 棚橋の弔辞は、吉江に対する感謝に溢れていた。 焼香が終わり、喪主の美奈さんからの挨拶。 「明るくて、楽しくて優しい吉江豊というプロレスラーがいたことだけは、みなさんいつまでも憶えていてください」 気丈に挨拶を終えた美奈さん。だけど、そこまでが限界だったのかもしれない。 それ以降、遺族、参列者が棺に花を捧げたときから、もう美奈さんの涙が止まらなかった。 逝ってしまった者より残された者のほうが辛い――。当たり前の話だけど、それを現実に見せられてしまうと心が痛む。 最後に、つねお兄貴が10カウントゴングで送り出す。 「吉江兄弟最高の最強の弟、そして吉江美奈最愛のパートーナー、180センチ、160キロ、吉江ユタカー!!」 そう絶叫すると、お馴染みの入場テーマ曲である『Wild night』が鳴り響く。 参列者からは「吉江コール」の大合唱。 最期のお別れ。レスラー陣によって棺が車へと運びだされる。 棚橋、藤田和之、高岩竜一、長井満也、征矢学と屈強な現役プロレスラーが5人いても160㎏の吉江は重い。車へと運び入れる際にも四苦八苦。こんなところでも、また吉江伝説が生まれた…。 車のハザードランプが点滅し、ついに出棺。まだ多くの参列者が残ってそれを見送ろうとしている。 私の隣にいた藤田が大きな声で「吉江コール」を叫びはじめた。藤田が音頭をとる格好となって、盛大な「吉江コール」へ。 最期まで元気に明るく――。みんなが吉江の性格を知っているからこそ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

ジュリア陥落!たむと最終決戦へ
2024/03/15 03:19アメブロ

スターダム『CINDERERA TOURNAMENT 2024』開幕2連戦の最注目カードは、ケイ椎ヘルニアにより欠場していたなつぽいの5ヵ月ぶりの復帰戦と、STRONG女子王者であるジュリアの10度目の防衛戦だった。 結果的に、3・10後楽園ホール大会でのタイトルマッチでCMLL女子2冠王者のステファニー・バッケルに敗れ王座陥落。 その後、大江戸隊の襲撃を受けたジュリアを中野たむが体を張って救出するサプライズ劇も勃発。 これを受けジュリアvsたむによるライバル最終決戦が、この3月中にも実現しそうな気配となってきた。 前日の3・9横浜武道館大会で行なわれたSTRONG女子前哨戦カードは、ジュリア&朱里&小波vsバッケル&渡辺桃&フキゲンです★の6人タッグ戦。 ジュリアにとって心を許せる数少ない先輩である朱里と小波が脇を固めた盤石の布陣。 すでに3月中のスターダム退団が確実視されているジュリア。ファンもマスコミをそういう目で見守っているうえに、先輩2選手の先導を受けてジュリアが主役としてリングイン。 そのときの会場の空気感ときたらSTRONG女子前哨戦云々ではなく、もはやジュリア‟さよならツアー”のスタートといった趣きでもあった。 実際に、この3選手が組めば圧倒的な強さを発揮する。久しぶりのタッグとはいえ、息がピッタリ。 試合後のバックヤードでも3人の笑顔がはじけた。ただし、ほんのすこしの絡みだったとはいえ、ジュリアはバッケルの印象をこう語っている。 「今日ちょっと手を合わせた感じだと、噛み合わない相手だなっていうのが正直な感想」 メキシコのルチャをベースにした選手との対戦経験はすくない。エルボーをガンガン打ちこんでも、バッケルはチョップで返してくる。そのあたりも、多少勝手が違ったのかもしれない。 バッケルは、チリ共和国出身でキャリア15年。体格はほぼジュリアと変わらず、年齢も同じ30歳。 ただ、かるくジュリアの倍以上のキャリアを持ち、生き馬の目を抜くような生存競争の激しいメキシコマット界でシングル&タッグのトップに君臨している実績はホンモノ。 過去をさかのぼれば、2018年にスターダムに来日しており、2022年の8~9月にはアイスリボンのリングで、安納サオリと激しすぎる抗争を展開している。 また、昨年の11月にはダラス大会で岩谷麻優のIWGP女子王座に挑戦。敗れはしたものの、岩谷をそうとう追い込んでみせた。 率直にいうなら、強いというよりエゲツない。気性が激しいというより、荒々しい。 まあ、それらすべてをふくめて強いといえるのかもしれない。 ジュリア、スターダム所属ラスト後楽園ホールの空気にも包まれた大会。メインのSTRONG女子選手権は、いきなりハイスパートから始まる。 開始早々、ジュリアがロープワークの際にルチャムーブを披露。ただし、これはホンのご愛嬌といったところ。 打ち合い、絞め合い、ヘッドバット合戦。噛み合っているのか、いないのか? バッケルがトップロープ越しの腕十字を見せると、ジュリアはSTF、ビアンカで追い込んでいく。 ただ、少なくとも相手の力を引き出して……といういつものジュリアらしい闘い模様とはいかなかった。 相手のフィニッシャーは絶対に食わない。ノーザンライトボムはすぐさま回避されたし、バッケルのフィニッシャーであるパッケージ式バックブリーカーも二度ジュリアは回避した。 ラストは意外な結末。スピーディーなDDTを決めた直後にバッケルがジュリアを瞬時に丸め込んだ。 丸め込まれた両足を激しくばたつかせキックアウトしようとする。カウント2でジュリアの右肩が上がっていたように見えたが、レフェリーはそのまま3カウントを数えた。 決着タイムは、11分03秒。タイトルマッチと続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

もっと見る

金澤克彦のその他出演作

  • No Image
    新日本プロレス1.4東京ドーム! ワールドプロレスリングSP解説
  • No Image
    新日本プロレス1.4東京ドーム! ワールドプロレスリングSP解説
  • ワールドプロレスリング
    ワールドプロレスリング解説最長寿のプロレス中継番組。当初は日本プロレスの試合を中継していたが、1973年4月よりアントニオ猪木が旗揚げした新日本プロレスを中継している。選手たちは、IWGP各王座を巡り激闘を展開。毎年1月4日の東京ドーム大会や夏のG1 CLIMAXをはじめ、国内外で行われる大会の模様を伝える。
もっと見る

このページはWEBザテレビジョン編集部が作成・配信しています。

  • 【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

  • 「ザテレビジョン」からのプレゼント!

    「ザテレビジョン」からのプレゼント!

  • コミック試し読みまとめ

    話題の作品がいっぱい!コミック試し読みまとめ

  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

  • 推したい!フレッシュFACE

    推したい!フレッシュFACE

もっと見る

Q&A

金澤克彦の誕生日は?
1961年12月13日です。
金澤克彦の出身地は?
北海道帯広市です。
金澤克彦の星座は?
いて座です。
金澤克彦のプロフィールは?
プロレス・格闘技ライター、編集者。週刊ゴング編集部時代はGK(ゴング金沢)の呼称で呼ばれることが多かった。