僕と彼女と彼女の生きる道のあらすじ
どちらも凛(美山加恋)と暮らすことを譲らないまま、話し合いを終えた徹朗(草なぎ剛)と可奈子(りょう)。どうしても凛を引き取りたいと考える可奈子は、徹朗のもとから凛を取り返すため、家庭裁判所に審判を依頼する。一方、勤務時間が希望と合致した洋食店でウエーターとしてしばらく働くことにした徹朗は、慣れない仕事にひと苦労。そんな中、ゆら(小雪)に連れられた凛が、徹朗の働く洋食店を訪問。自分の働く姿を一生懸命絵に描く凛の姿に、徹朗は自分が心から愛されていると実感する。
下校中の凛(美山加恋)のもとへ、可奈子(りょう)が姿を現わす。可奈子は黙って家を出たことを凛に謝罪し、2人で住もうと提案する。一方、信用金庫で働く話が白紙に戻った徹朗(草なぎ剛)。足繁く職業安定所に通うものの、条件に合う職を見つけられず、苦悩の日々を送る。心に余裕がもてない徹朗は、つい凛に冷たい物言いをしてしまう。そんな中、可奈子がかけた電話がきっかけで再会した徹朗と可奈子は、どちらが凛と暮らすかで争論に。凛から両親と3人で暮らしたいと打ち明けられたゆら(小雪)は、後日相談をもちかけてきた徹朗に、「子供には、父親と母親どちらかを選ぶなどできない」と諭す。