<おちょやん>涙をぬぐう篠原涼子“シズ”がカッコいい!“親の愛情”を情感豊かに表現
篠原涼子“シズ”が見せた無言の涙と親心
シズと菊とのいがみ合いは、先代女将同士のわだかまりの影響であるという。幼い千代(毎田暖乃)が岡安に奉公に入った第2週で、早くもシズと菊の対立が描かれていた。
そんな、根が深い家同士の対立すらも、我が子への愛情の深さにはかなわない。篠原演じるシズの無言の涙は、そんな親心を雄弁に語っているようだった。みつえに思いを打ち明けられてぶっきらぼうに涙をぬぐう姿からも、菊に涙目のままうっすら浮かべた笑顔からも、伝わってくるのはただ一つ“みつえに幸せになってほしい”という切実な思いだ。
シズと菊が認めたことで、みつえと福助はめでたく結婚。無事、両家がそろった場で祝言が執り行われた。
第12週「たった一人の弟なんや」(第56~60回/2月22~27日)は2月22日(月)から放送する。千代が幼い頃に生き別れた弟・ヨシヲにまつわるエピソードが描かれる。