志尊淳が大河ドラマ初出演!吉沢亮主演「青天を衝け」新キャスト11人が発表
細田善彦、福士誠治らの役柄を紹介!
奥医師・高松凌雲役 細田善彦
一橋家の軍制所に勤める医師であったが、慶喜が将軍を継承したことで、幕府の奥医師となる。昭武のお付き医師として、栄一らとともにパリ万博へ随行。そのまま留学生としてフランス医学を学んで帰国。旧幕府軍と新政府軍が戦った箱館にて、敵味方の区別なく治療にあたる。
慶喜の側近・黒川嘉兵衛役 みのすけ
文久3年(1863)より一橋家に取り立てられる。将軍後見職となった慶喜の上洛に先駆けて京都入りし、平岡円四郎とともに慶喜の側近として仕えた。やがて円四郎が暗殺されると、一橋家の用人筆頭となり、栄一は黒川の部下として働くことになる。
慶喜の側近・原市之進役 尾上寛之
若い頃から英才の誉れ高く、水戸・弘道館の訓導として藩士を教育した。将軍後見職となった慶喜の警護のため、武田耕雲斎の計らいで一橋家で働くことになる。円四郎の暗殺後、禁裏御守衛総督に就いた慶喜の側近として重要な役割を果たした。
会津藩主・松平容保役 小日向星一
強力な軍事力を誇った会津藩の藩主。文久2年(1862)、過激な攘夷派が横行する京の治安維持のめ、幕府から会津藩に白羽の矢が立てられた。容保は病床にあったが、徳川家への忠誠心から上洛し、京都守護職に就任。容保の下で、市中警護のた めの浪士隊「新選組」が活躍した。
桑名藩主・松平定敬役 小日向春平
14歳の若さで婿養子に入って桑名藩主となる。定敬は同い歳だった14代将軍・徳川家茂(磯村勇斗)からの信任が厚かったため、家茂の上洛とともに京都へ初上洛。京都所司代を命じられ、兄・容保とともに京都の警護にあたる。鳥羽伏見の戦いの際、容保・定敬 兄弟は 15 代将軍・慶喜と行動を共にした。
長州藩士・井上聞多(馨)役 福士誠治
長州藩の尊王攘夷派のひとり。伊藤俊輔らとロンドンに渡り、開国派に転じた。下関戦争で長州が敗戦すると、伊藤とともに英国公使との調停にあたる。維新後は大蔵省に入り、その右腕となったのが栄一。気性の荒い井上と馬が合った栄一とのコンビは「雷親父と避雷針」と呼ばれるほどだった。
制作統括・菓子浩コメント
今から154年前の慶応3年(1867)、総勢33名の髷姿の侍たちがパリに現れました。パリ万博に参加するため派遣された幕府の使節団です。その集合写真には、それぞれがバラバラな方向を向く中、まるで物事の奥にある真実を探ろうとするかのように、ひとり写真機をしっかりと見据える渋沢栄一の姿が映っています。日本を強くするには、西欧の進んだ文明と制度を採り入れるしかない。かつて尊王攘夷を目指した青年の一大転機でした。
しかし、その時、日本では徳川慶喜が大政奉還を決意。260年続いた江戸幕府が終焉を迎えていたので
す。物語は、いよいよ江戸から明治へと変わるターニングポイントに差し掛かります。新たにお迎えすることになった素晴らしいキャストの皆さんと一緒に、この激動の展開を熱くお届けしていきたいと思います。これからの「青天を衝け」、どうぞご期待下さい。