倉科カナ(水田環役)コメント
もう7年も経ったのか、という感じがしています。私はシーズン1から出演させていただいているのですが、7年という歳月をこのメンバーで過ごしてきたかと思うと、感慨深いものがありますね。今では家族や親戚の集まりのような距離の近さを感じています。
「刑事7人」の良さでもあるのですが、毎シーズン少しテイストが変わっていて、シーズン7は特に今の状況下でたくさんの方に楽しんでいただきたいということもあり、重厚感はありながらも、とても見やすく、楽しんでいただける作品になっていると思います。環と青山の関係性など、人間関係も変わってきたり、また今作は「刑事7人」にとって大切な数字、「7」のつくシーズンなので、少しお祭りではないですけど、皆さんに楽しんでいただける要素も散りばめられていると思います!
当初はこんなに長く続くと思っていなかったのですが、これも見てくださる皆さんのおかげでここまで歩んでくることができたので、私たちキャスト、スタッフ共に、一生懸命作りますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
白洲 迅(野々村拓海役) コメント
今回また、シーズン7が始まるということで、帰ってくることができて本当に嬉しいです。僕が入ったのはシーズン4からなのですが、そこから数えてももう4シーズン目…時が経つのが早いなって思います。
もちろん、初回からやっている皆さんと比べると短いですが、毎年夏が近くなると、「あ、そろそろ『刑事7人』か」って思いますし、いざ現場に入ると「あー、帰ってきたな」っていう気持ちになります。その一方で、初日に入っても1年ぶりという感じがしなくて、つい何日か前に東山さんと会っていたっていう感覚なんです。
今年も一体どんな事件が起きて、あとはキャラクターそれぞれのバックボーンがどう掘り下げられていくのか楽しみです。初回の冒頭、専従捜査班が解散になって、みんなそれぞれの部署でそれぞれの仕事をしているっていうところから始まるんですけれど、またちょっと拓海が空回りというか、拓海なりに奮闘していろんなことが起こるので、第1話は特に拓海の空回り具合を楽しみにしていただけたらいいなと思います。それを拓海の良さとして捉えてくれたら嬉しいですね。
塚本高史(青山新・役)コメント
「刑事7人」は毎年いろんな事件が起きますが、その時々の時事ネタも盛り込まれて、今シーズンではネットに絡んだ事件など今の時代ならではの事柄が出てくるので注目していただきたいですね。
ただこの現場は、シーズン全体を通して物語がどう展開していくのか、演者も何も聞かされていないので、毎年いい緊張感もあります。どうなっていくのか僕らも楽しみにしつつ、このシーズン7を楽しみたいなと思っています。何かきっと起きるんだろうなって、予感はしていますが。
また、今シーズンでは青山と環の状況も変わってきていますが、それまでのシーズンで、お互いどういうところで育って、こういうことがあったから刑事になったなどバックボーンは描かれていたので、それに沿った感じで、「刑事7人」らしく、できればなと思っています。
今回も難事件に立ち向かっていきますが、この7人だからこそ解決できるという、謎解きもあり、ヒューマンドラマでもある作品です。事件に応じてこの7人が、「そこで熱意を持つんだ!? なぜ?」というところが出てくると思うので、そういう深いところも楽しんで見ていただければなと思います。