第38回ラスト、絶望した安子がロバートにすがるシーンの後、オープニング映像をはさんで場面は一気に約10年後の雉真家へ。安子の姿はなく、勇に「るい」と声をかけられ振り返った女性が、成長したるい(深津絵里)だった。
深津“るい”に視聴者から歓声「かわいい!」
第39回からは様子がガラリと変わり、るいの物語が始まった。
居心地の悪そうな雉真家の描写の後、新たな人生を歩むべく大阪へ出てきたるい。“安子編”クライマックスの悲壮感を吹き飛ばすように、大都会と新生活へのワクワクがミュージカル調で描かれた。街で買ったパステルカラーのワンピースに身を包んで軽やかにステップを踏むるいに、視聴者の心も心機一転。「るいちゃん、かわいい!」「透明感がすごい」「新しいドラマが始まったみたい!」と、久しぶりに明るい感想が飛び交った。
週なかばという異例のタイミングで大きく舞台を転換した「カムカムエヴリバディ」。“るい編”では、開始2話ですでに新たな登場人物も続々登場。クリーニング店を営む夫婦、平助(村田雄浩)・和子(濱田マリ)は温かく、るいにとって家族のように大切な存在になる予感。第40回では、クリーニング店の客としてオダギリジョーも登場し、同じ日には、今後新たに風間俊介と佐々木希が“るい編”に出演することも発表され、新ヒロインの門出を盛り上げた。
NHK出版
発売日: 2021/10/25