綾野剛“新町”が突然の解雇…神尾楓珠“伊垣”のため最後のスポーツマネージメントに挑む<オールドルーキー>
綾野剛が主演を務める日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の最終回となる第10話が、9月4日(日)に放送となる。同作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
トップアスリートたちの“生の声”を反映
脚本は「HERO」シリーズなどで知られる福田靖氏が担当し、トップアスリートたちの“生の声”を反映しつつ、セカンドキャリアへ踏み出す主人公の姿を完全オリジナルで描く。
同ドラマには、責任感が人一倍強く、バリバリ働くキャリアウーマン・深沢塔子を演じる芳根京子や、ピュアでフレッシュなムードメーカー・城拓也を演じる中川大志、またスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史を演じる反町隆史も出演。
また、新町を支える妻・果奈子を榮倉奈々が演じる他、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、高橋克実ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
描かれたドーピング問題…新町と高柳は激しく対立
8月28日に放送された第9話では、新町らが水泳選手・麻生(渡辺翔太)のドーピング問題に向き合う姿が描かれた。スポーツドラマでもあまり扱われることがなかったドーピング問題。今作では、専門的な用語も交えながら、ドーピングが及ぼす影響の大きさや、スポーツの持つ悲しい側面を取り上げた。
麻生は同じく水泳選手であった父の教えを守り、飲み切ったサプリメントは一粒残して容器ごと保管、人から渡されたものは食べない、自分の食事は全て記録、と対策を徹底していた。それでも、ドーピング検査で陽性判定を受け、4年間の資格停止という厳しい処分が下されるという展開に。
その後、「ビクトリー」の面々の協力もあり、麻生が使用していたサプリメントの汚染が証明されるも、高柳は「ハッピーエンドじゃないんだよ、新町くん」、そうつぶやいた。“アスリートファースト”の精神で行動し続ける新町と、経営者として総合的な判断を下す高柳。それぞれ揺るぎない信念を持つ二人は真っ向から対立してしまう。
次回、物語は最終回を迎える。第9話ラストで、新町に解雇を宣言した高柳。そして、他の社員たちは高柳への不信感を募らせていく。新町の入社を機に、変化してきた「ビクトリー」。最後も本作らしい爽やかなハッピーエンドを期待したい。
TCエンタテインメント