竹野内豊主演「イチケイのカラス」スペシャルドラマ&山崎育三郎主演スピンオフが放送
井出(山崎育三郎)が仕事に恋に奔走
スペシャルドラマに先駆けて放送されるスピンオフドラマ「イチケイのカラス~井出伊織、愛の記録~」では、山崎演じる正義感の強いクールなエリート検事・井出伊織が仕事に恋に奔走する姿を描く。
学生時代から勉学もスポーツもマルチにこなし、司法試験でもトップクラスの成績を収めたミスターパーフェクト・井出。しかし二年前、東京地検第三支部への転勤によって人生最大のピンチに陥る。その根源は、みちお。検事サイドの不手際を見抜かれる公判、頻繁に発動される職権調査、それによって増える残業の毎日。挙句の果てにみちおに感化された井出は、検察内部の腐敗を告発という大活躍までしてしまう。やがて、みちおは熊本に異動になり、井出は“入間みちおを乗り切った史上初の検事”として評価を上げた。その一方で上層部に歯向かった歴史も消えずに残ってしまったが、井出は腐らず、“特捜への異動”という目標をかなえるべく、懸命に働くことを決意する。
今作は、因縁の男・みちおが熊本に転勤になった二年後の井出の日常を描いていく。変わらずイチケイに身を置く井出は、浜谷(桜井)や糸子(水谷)と熊本の検察や書記官の心のケアに勤しむ一方、謎かけのようなみちおの言葉の数々を思い出しながら、特捜への異動を目指す穏やかな毎日を送っていた。
やがて、異動の季節となり、みちおは岡山地裁秋名支部に部長として異動することに。すると、今度はみちおのうわさを聞きつけた岡山地裁秋名支部の赤城公子裁判官(あかぎ・きみこ/西野七瀬)、土井潤裁判官(どい・じゅん/柄本時生)が、そしてみちお本人もそれぞれイチケイに相談に現れ、井出の平穏な日々が一変する。最終話では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役などで知られる立木文彦演じる支部長が、井出に辞令を下す。
映画「イチケイのカラス」で夫婦になっている井出と糸子。結婚に至るまでにあった、裁判さながらのさまざまな展開も明らかになる。