鈴木亮平主演の日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)に伊藤あさひが出演中。同作で、伊藤は野球初心者で中学校では将棋部に所属していた椿谷真倫を演じている。このたび、WEBザテレビジョンでは絶賛撮影中だという伊藤にインタビューを実施。野球経験者である伊藤が椿谷を演じる上で意識していることや、オーディションの裏話、そして本作への熱い思いをたっぷりと語ってくれた。
新井順子P×塚原あゆ子監督が手掛ける初の日曜劇場作品
同ドラマは高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。
スタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、多くの人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。また、脚本はこれまでも二人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子が担当する。
同作で、主人公・南雲脩司を鈴木が演じる他、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世といった多彩なキャストが出演する。
オーディション時から「野球を通してみんなで1つになれていた」
――今回、長期間に渡るオーディションを経て出演が決定しましたが、合格したときのお気持ちはいかがでしたか。
最初はすごい人数でしたし、すごく自信があったわけではなくて…自分のできる精一杯のことをやろうと思って挑みました。“とにかく受かりたい!”という一心で、オーディション以外でも練習会だったり、実技審査に積極的に参加しました。
その頃から誰が受かるかわからないけど本当にみんな一致団結して、野球を通してみんなで1つになれていた感覚がありました。普段のオーディションでは、経験できないものを経験させてもらえました。
――オーディション時から親友の兵頭功海さんとの関係性が印象的でしたが、2人で作品について話したりはしましたか?
本当にプライベート含めて一番仲の仲がいい友達ですし、ライバルでもあり親友でもあるので、2人とも残って本当によかったなと思っています。
自分たちにとってステップアップになる作品にしたいという気持ちはもちろん、それ以上にもっと作品をよりいいものにしたいという思いが強かったです。
みんな思っていることだと思うのですが、特に僕が演じる椿谷たちの代が1年生の時からを描いているので、(ドラマの中で)学年も上がっていきますし、この間は同期6人だけのシーンがあり、すごく感慨深いものがありました。
――同期6人で役について話すことは多いですか?
そうですね、すごく多いと思います。この6人がきっとこの作品中で一番成長を見せられる球児だと思うので。1年生のときはこうだったけど、3年生のときはどうなっているのかなという話は頻繫に現場で話しています。