【ひよっこ通信(終)】半年間ありがとう、みね子「またね!」
ひよっこ記者の裏ネタ
これで最後となる本コラム。まずは、これまでつたない文章、というか多分に遊び過ぎな文にお付き合いいただき、感謝の極みにございます候。
最後までふざけてんじゃないか!と思われるかもしれねえけども、それは奥茨城村出身者の照れだべ! 古き良き日本人の恥じらいだっぺ!
さておき、全26週中25週が終えた今、走馬灯のように思い出されるのは、なぜかみね子の笑顔ばかり。奥茨城村に居たころのみね子と、現在のみね子では、顔つきもかなり変わってきており、わずか4年(設定上)の時しか経ていないのにもかかわらず、ここまで大人っぽくなったのは、いろいろなことを経験したからだろう。
父ちゃんの失踪から始まり、滑り込みで東京のトランジスタ工場への入社、乙女寮メンバーとの出会い、茨城出身の親切な警官・綿引(竜星涼)との出会い、工場の閉鎖、同僚・豊子(藤野涼子)の立てこもり、三男(泉澤)の受難…。
すずふり亭にみね子ワン入りま~す、あかね荘の個性豊かなメンバーとの出会い、宗男おじさん(峯田和伸)狂騒曲、島谷との真剣交際に別れ、大女優・世津子との出会い、父との再会、されど記憶喪失…。
久々の奥茨城村に帰郷、愛子のあかね荘入り、世津子のあかね荘入り、親友・時子のツイッギーコンテスト参加&優勝、ヤスハルの歌、時子あかね荘を出ていく、由香、早苗、愛子、省吾それぞれの新たな一歩、ヤスハルの歌、喋るひよことの再会(?)、秀俊との交際、そしてヤスハルの…そういや、ヤスハルはしばらく見てねえな。
さておきたった4年でそれはそれは激動の日々を送っているみね子なのだった。
現代の4年なんて大学通ってそこそこ勉強してほどほどにアルバイトをして、無難に過ぎていく人も少なくない中、ここまでいろいろな出会いと別れを繰り返し、それでも決して性根が曲がることなく、ピュアに存在し続けてくれたみね子。
最後に来て裏ネタでも何でもなくなってしまったけども、本当のラストシーンまで、そんな史上最強にピュア過ぎるヒロイン・みね子の一挙手一投足まで目が離せねえべな。涙もそりゃ出るだろうけども、涙の数だけ強くなれるのも事実だっぺ。
サヨナラは始まりの言葉、という名言もあることだし。さあ、岡田先生! 続編もぜひ作ってくんちぇ!
もちろん、ナレーションは世界の増田明美でよろしくですよ~。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
【HP】 https://www.nhk.or.jp/hiyokko/
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