「遺留捜査」最終回に「科捜研の女」マリコが登場!
上川隆也コメント
――今回のコラボを発案したきっかけは?
実は昨年の“京都編”から、村木さんの活動場所として、「科捜研の女」のセットをお借りして撮影していたんです。それならば「科捜研の女」のどなたかとすれ違うようなクロスオーバーが起きてもおかしくないよねと、軽口混じりに話していたのですが、それが今回にわかに現実味を帯びてきて…。でも、まさかマリコさんはいらっしゃらないだろうと思っていたのですが、本当に来てくださるとは…。まさに、降ってわいたようなお話でした。
――コラボシーンを撮影した感想は?
我々はこの日を指折り数えて待っていましたが、いざお迎えする段になって、キャストはもちろんスタッフ一同、いつもとどこか空気が違うんです。浮足立っているといいますか、なんだかウキウキしているような…(笑)。僕自身、ワクワク興奮もしましたし、柄にもなくちょっと緊張しました。「遺留捜査」にとっても歴史的な1ページになりましたが、「科捜研」の現場にとってもそうであったらうれしいですね。
――21年ぶりに共演した沢口靖子さんの印象は?
沢口さんと以前共演した「竜馬がゆく」は、1997年のお正月にオンエアされた作品で、撮影はその前年に行われました。僕の映像でのキャリアは95年からなので、ドラマの仕事を始めて2年目での撮影だったんです。そして今回の「遺留捜査」も、新たに京都編が始まって2年目。妙な符号があるなと感じましたし、大いなる感慨を持ってこのシーンを務めさせていただきました。本当に不思議なご縁だなと思っております。
――糸村はマリコのことをどんなふうに認識していると思われますか?
実は、「遺留捜査」では「京都の科捜研は現場に出ることで有名です」などというせりふを端々に織り込んで、暗にマリコさんのことをお話ししてきました。糸村からすると、おそらくいつ科捜研に行ってもマリコさんは外出されていて、ずっとすれ違ってきた存在だったのではないでしょうか…。会いたくても会えなかった相手だと想像していたので、今回ついにお会いすることができ、僕としても、糸村としても、ひとしおの思いがありました。
――糸村からマリコに言葉を送るとしたら?
事件に取り組むマリコさんの姿勢や眼差しは、見ている者に勇気を与えてくれます。だから応援もしたくなりますし、とても共感を覚えます。シリーズを重ねてどんどんパワーアップされているお姿には勇気をいただきますし、「遺留捜査」もそんな作品になれたらすてきだろうなと、見上げるように拝見しています。その背中をいつまでも見続けていたいと思っています。
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
ついに、マリコさんが「遺留捜査」に来てくれました。もう言葉になりません。次回は僕が科捜研に行きます、待っていてください! 最終回は2時間スペシャルにふさわしく、スケールの大きな事件をお届けします。それに加えてこのような大きなサプライズもお届けでき、一言では申し上げられないような“豪華全部のせ”みたいな最終回となっています。誠心誠意こめて作り上げましたので、ぜひ楽しんでいただきたいですね。
9月13日(木)夜8:00-9:48
テレビ朝日系にて放送
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