杉咲花が本格コメディーに初挑戦! 遊川和彦と初タッグで“占い能力”を持つ派遣社員に
杉咲花コメント
遊川さんの作品をたくさん拝見していたので、出演が決まったときは初めてご一緒できる喜びを感じ、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました。
実は、遊川さんの作品に出られた経験がある方々から「鍛えられた」と聞いたこともあったので、勝手に「すごく怖い方なのかな…」と思っていたんです(笑)。
でも実際にお会いしたら、作品に愛情がある方で、プロデューサーさん共々「僕たちを信じて、付いて来てください。恐れずにチャレンジしていきましょう」と言ってくださったんです。
今回は主演ということで、プレッシャーや不安もあったのですが、その言葉のおかげで「面白い作品になるように挑戦していこう!」という気になれて、すごく救われました。
私はアタルのような明るい役をあまり演じたことがないですし、本格的なコメディーも初めて。アタルは占うときに人柄が変わるのですが、その振り切り方も含めて、たくさん挑戦が詰まった役だと思います。
遊川さんと一緒に試行錯誤しながら、アタルという人物を作っていく時間がすごく楽しいです。今撮影している第1話では、あこがれの志田未来さんとご一緒するシーンが多いのですが、志田さんのお芝居を誰よりも先に目の前で見ることができて、本当に幸せです! 毎日働くのが楽しいです。
ちなみに、私自身には占いの能力はありません(笑)。でも、占いは信じるタイプで、年明けにはおみくじも引きますし、悪い結果が出たときに引き直したこともあります(笑)。
そんな性格なので、実は占い師さんに占ってもらうのは避けているんです。言われたことに、なんだか執着しちゃいそうですから…。
そんな私ですが、アタルの言葉にはいつも励まされています。このドラマは働くことが楽しくなったり、働きたいなって思えるような作品。皆さんにもぜひ見ていただけたら、うれしいです。
山田兼司プロデューサーコメント
ある調査によると、働くことに費やす時間はおよそ6万2440時間。人生の大半を占める膨大な時間になるそうです。
人は何のために働くのか? 働き方改革が叫ばれながらも、どうすればよいのか答えの見えない時代だからこそ、作家・遊川和彦氏と共に「働くこと」の意味と本質を探るドラマを描きたいと考えました。
そして、見てくれた皆様が「明日から私も働きたい」と思ってもらえるような物語こそ、今、この時代に求められているのではないかと信じて、今まで見たことがないお仕事ドラマをお届けしたいと思います。
働くことから逃げられない現代の全ての人達に捧げる究極の人間賛歌にご期待ください。