井ノ原快彦、上戸彩と夫婦役でドラマ初共演! 血のつながりを越えた大家族を描く
井ノ原快彦・コメント
――最初に脚本を読んだときの印象をお願いします。
戦時中を描いたドラマですが、温かくて幸せそうな家族を描いた物語だと思いました。もちろん戦争で悲しい目に合われた方も大勢いらっしゃいますが、鈴木家のように、皆で助け合いながら絆を深めていった家族も、実際にたくさんいたのだろうなと想像しました。今この時代だからこそ、大事なドラマだと思いました。
――重三郎という役どころについてはどう感じましたか?
僕も元々はそんなに大騒ぎするほうではないので、周りのメンバーによって違う自分を引き出してもらえるのですが、寡黙な重三郎もあれだけたくさんの子どもに囲まれたらいやが応でも大声が出るし、そういった部分を重三郎自身も感じながら徐々に父親になっていくところは意識して演じました。
――上戸さんとはドラマでは初共演で夫婦役でしたがいかがでしたか?
子供に対する態度が自然で、頼もしくて優しくて、僕よりもずいぶん年下の方ですが、自分のお母さんみたいに見えるときがありました(笑)。お芝居も僕が初めは手探りでやっていたときも方向を示してくれるというか、一緒に出ていないシーンでも、せりふでやり取りしないシーンでも、居てくれるだけで、何となく支えられている感じがありましたね。上戸さんと共演できて本当に良かったです。