比嘉愛未、連ドラ初の母親役「一つのターニングポイント」三浦春馬主演「TWO WEEKS」
高嶋政伸が本作きっての悪人に
また、高嶋が演じるのは、実業家・柴崎要。
柴崎コーポレーションの社長として、高級クラブや質店など多角的な経営を進めるほか、投資コンサルティングセミナーで顧客を集めるなど、一見敏腕な男に見えるが、本当は己の欲のためなら、法や倫理に反した手段もずる賢くこなす“毒蛇”。
結城とは古くからの付き合いがあり、8年前の“ある出来事”にも関わっている。
このドラマきっての悪人で、笑顔の裏に底知れぬ恐ろしさを秘めた柴崎。
笑顔を効果的に芝居に活かして善人も悪人も演じ分け、数多くの作品でインパクトを与えてきた高嶋。本作についても、「狂気じみた笑顔が、今回の役における芝居の重要なポイント」と明かした。
黒木瞳はヒロインの最強の味方に
そして、黒木が演じるのは、国会議員・久我早穂子(さほこ)。
前職の弁護士時代から楓(芳根)の家族と知り合いで、今も楓を娘のようにかわいがり、相談役として支え続ける心優しい女性。
息子が難病に侵された経験から、小児医療関係の政策に率先して取り組んでおり、国民からの支持も厚い。
楓にとって良き理解者であり、最強の味方である早穂子。自身の強い信念に基づいて政治活動を行っているが、結城にとって敵か味方かは不明。
「血の通った人間を演じたい」と意気込む黒木は、結城への立場が不明である点を演じにくいとしながらも、「そこが早穂子の面白さでもあると思います」とアピールした。