伊東四朗演じる“おかしな刑事”が「科捜研」に鑑定を依頼!「とってもワクワクするんじゃないかな」
伊東「なんだか不思議な気持ちでしたね」
今回の撮影は、監督とキャストが京都・太秦にある東映京都撮影所を訪れ、現地の熟練スタッフと組んで撮影する…という異例の体制で行われた。
伊東にとって東映京都撮影所は、「遠山の金さん」(1975~1977年、テレビ朝日系)や、「銭形平次」(1991~1998年、フジテレビ系)などの撮影のために通い詰めた、愛着のある場所だ。
しかも、今回のメインゲストである里見とは、約60年前からの深い“縁”で結ばれていたという。
伊東は、「実は私、時代劇に初めて出演したのが太秦で、偶然にも里見さんの主演映画だったんですよ。『お世継ぎ初道中』という昭和36年の映画で、里見さんが歌った主題歌まで覚えていて、目の前で歌ってみせたら里見さんがビックリしていましたよ(笑)。あれから約60年…。この『おかしな刑事』で、しかも太秦で共演させていただくなんて、なんだか不思議な気持ちでしたね」と、今回のタッグに大感激している。
鴨志田が銀幕デビュー!?
さらに本編では、観光で東映太秦映画村を観光で訪れた鴨志田が突如、スカウトされて“役者デビュー”という驚愕の展開も。“怖い顔”のエキストラを探していたスタッフが目をつけたのが、鴨志田だったという設定だ。
この意外すぎる“転身”に、「いちばん面白いのは、鴨志田さんが映画村で撮影を見物していたらスカウトされちゃうところじゃないでしょうか(笑)。鴨志田さん自身も、ちょっと役者の面白さにハマったんじゃないかと思います。内心かなり喜んでいましたから…。でも私が不満なのは、スカウトの理由が“怖い顔だったから”ってところですね(笑)」と、伊東もノリノリの様子。
そして、ミステリーファンにはたまらない“夢の企画”も。テレビ朝日の人気長寿ドラマ「科捜研の女」とのコラボが実現した。
鴨志田が京都府警科学捜査研究所の日野和正所長(斉藤暁)に、“ある鑑定”を依頼。その結果から、衝撃の真相が明らかになっていく。