軍師官兵衛のあらすじ
慶長5(1600)年7月、家康(寺尾聰)率いる軍が上杉征伐に向かう中、三成(田中圭)は毛利ら反家康の大名をまとめて挙兵する。三成は大坂城に入り、諸大名の妻子を人質に取るよう指示。その中には光(中谷美紀)と栄(吉本実憂)も含まれていた。そして三成は家康の振る舞いに憤慨する淀(二階堂ふみ)に、豊臣の天下を守ると誓う。一方、豊前の中津城では、如水(岡田准一)が農民らに金を惜しみなく与えて雇い入れ、軍を増強。そのうわさを九州一帯に広める。三成から書状で同盟を持ち掛けられるも取り合わず、光と栄の帰還を待つ。そのころ善助(濱田岳)らは、光と栄に貧しい身なりをさせ、大坂の黒田屋敷からの脱出を決行。役人の目を逃れながら中津城を目指す。やがて三成軍が伏見城を攻撃。如水の読み通り、家康は上杉征伐を中止し、緊張が高まる。