いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜のあらすじ
昭和39(1964)年10月10日。政治(阿部サダヲ)は念願の東京五輪開会式当日に、メイン会場の国立競技場のスタンドに一人、感無量で立っていた。そこへ足袋を履いた四三(中村勘九郎)が現れ、嘉納(役所広司)と約束した聖火リレーの最終走者への未練をにじませる。一方、最終走者の坂井(井之脇海)はプレッシャーに必死に耐えていた。やがて開会式が近づき、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々がスタンドに集まってくる。その頃、リハビリを経て復帰した志ん生(ビートたけし)は、高座で「富久(とみきゅう)」を熱演する。