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2017年4月3日スタート 毎週月曜〜金曜昼0.30/テレビ朝日系
小春(冨士眞奈美)は石上(津川雅彦)の詐欺の共犯者だという疑惑が高まるに連れ、小春に対する過去の悪評が入居者たちの中で再燃し始める。そんな中、貝田(藤木孝)が自殺を図ったという知らせが飛び込んでくる。みどり(草刈民代)は、これ以上、隠しておくことはできないと、しのぶ(有馬稲子)に真実を告げに行く。
しのぶ(有馬稲子)と貝田(藤木孝)が詐欺にあったとのうわさが施設内を駆け巡る。しのぶの耳にはまだ届いていなかったが、貝田の行方は依然として知れず、みどり(草刈民代)は警察へ捜査依頼を決断する。警察署長の溝口(布施博)は真っ先に小春(冨士眞奈美)への面会を求めるが、小春は姿を消していた。
小春(冨士眞奈美)の歓迎パーティーが開かれた夜。往年の人気テレビ番組「しのぶの庭」の復活を実現させるため、しのぶ(有馬稲子)のマネジャーとして石上(津川雅彦)と東京に向かっていた貝田(藤木孝)がみどり(草刈民代)への電話を最後に消息を断つ。断片情報からしのぶらが事件に巻き込まれたことが判明する。
小春(冨士眞奈美)の歓迎パーティーは、しのぶ(有馬稲子)のピアノ弾き語りによるテレビ番組「しのぶの庭」のオープニングテーマで幕を開ける。しかし、出席者の数が少なくイマイチ盛り上がりに欠ける。そんな中、最初から酒をあおり、栄(石坂浩二)らをハラハラさせていた小春が、酩酊状態でスピーチを始める。
しのぶ(有馬稲子)は、小春(冨士眞奈美)との和解を受け入れ、いまだ昔の仲間と会えずにいる小春のためにパーティーを開くことに。準備を待つ間、入り江へと散歩に出た小春は、ぎっくり腰のリハビリで浜を歩いていた秀次(藤竜也)に遭遇。秀次は、かつてとは違う小春の表情に興味をひかれ、絵のモデルを依頼する。
小春(冨士眞奈美)の「やすらぎの郷」への入居申請は却下される。マヤ(加賀まりこ)と冴子(浅丘ルリ子)は、当然だと胸をなでおろし、口をそろえて小春の図々しさをののしるる。一方、テレビ番組「しのぶの庭」復活の実現性がいよいよ高まり、貝田(藤木孝)は根回しのため東京で関係者たちと会うことに。
栄(石坂浩二)は、芸能界を追い出されて渡米した小春(冨士眞奈美)が、その後に送った波乱の人生を知る。人生の終焉に近づいた今、かつての仲間と昔話がしたくなり小春はここに来たという。しかし、若き日の身勝手さが災いし小春に会いたがる者は一人もいない。小春は、寂しさをにじませつつ語りを続ける。
石上(津川雅彦)は栄(石坂浩二)に、かつてしのぶ(有馬稲子)が司会を務めたバラエティー番組の草分け的番組「しのぶの庭」を、業績不振が続く某テレビ局が40年ぶりに復活させる構想があると打ち明ける。話を聞いたしのぶは大乗り気。しかし、面会を求めてきた小春(冨士眞奈美)とは会おうとしなかった。
5月の連休に入り「やすらぎの郷」に入居者の親戚や友人たちが訪ねてくる。訪問客に交じり、好き勝手な言動から日本のテレビ界を干された元女優・小春(冨士眞奈美)が姿を見せる。小春は元テレビ局プロデューサー・石上(津川雅彦)を同伴し、いまだに絶縁状態が続くしのぶ(有馬稲子)に会いに来たという。
遺産相続手続きのわずらわしさを知り「死」を身近に考えざるを得なくなった栄(石坂浩二)は冴子(浅丘ルリ子)やマヤ(加賀まりこ)に、どう考えているのか話を聞く。マヤは自分が死んだ後のことなど知らないと一笑に付す。また、マヤとおおむね同意見の冴子は、相続問題を起こさないための浪費計画を明かす。
遺産相続についてあまりに無知であると気付いた栄(石坂浩二)は、詳しい相談をするためコンシェルジュの伸子(常盤貴子)を訪ねる。相続権を持つ親族、相続の対象になる財産などについて聞くにつけ、栄は今さらながら遺すことの難しさ、そして死ぬことの大変さについて考えさせられる。
秀次(藤竜也)の部屋から見つかった日本刀は、いわく付きの名刀である可能性が出てくる。また、遺言には婚外子の存在が書かれており、修平(名高達男)とみどり(草刈民代)は、遺産相続のやり直しを余儀なくされる。そんな話を耳にした栄(石坂浩二)らは、遺産相続に詳しい岩臣(山本圭)から教えを受ける。
栄(石坂浩二)の来訪を受けても、秀次(藤竜也)は一言も発さず、天井の一点を見詰めるばかり。栄はやむなく退散しようとした矢先、ようやく秀次が重い口を開く。秀次は、じっと見詰めていた天井の裏に何かがあると言うのだ。天井裏を探してみると、時代劇スターだった前入居者の遺言書と日本刀が出てくる。
栄(石坂浩二)らによる秀次(藤竜也)の強引な帰還作戦は、摂子(八千草薫)らの思惑通り、誰も傷つけることなく一応の決着を見る。しかし、名倉理事長(名高達男)が行った突飛な説明に納得がいく者は一人もおらず、栄はいぶかる真野(ミッキー・カーチス)と岩倉(山本圭)に全てを打ち明ける。
ぎっくり腰で動けなくなった秀次(藤竜也)が、女性陣の介護を嫌い部屋から姿を消して4日がたつ。自室に秀次をかくまっている栄(石坂浩二)は一刻も早く打開策を見いだそうと、摂子(八千草薫)と路子(五月みどり)に相談する。二人は、誰も傷つけない解決策として栄では思いもつかない驚きの方法を授ける。
栄(石坂浩二)は、刑事に家宅捜査された凉子(野際陽子)の人権侵害を訴えるため、入居者代表に仕立てられ理事長夫妻に抗議に行くことに。みどり(草刈民代)は非を認めるものの、事態の深刻さを理解していない入居者の態度がもどかしい。施設内では誰が秀次をかくまっているのか、賭けまで行われていた。
秀次(藤竜也)が失踪を装い、栄(石坂浩二)の部屋に潜伏して3日がたった。ベッドは秀次に占拠され、タバコはベランダでしか吸えず、かといって病人の秀次に抗議もできず、栄のフラストレーションは徐々に溜まっていく。そんな中、みどり(草刈民代)の依頼で「やすらぎの郷」に刑事がやってくる。
秀次(藤竜也)の失踪は自らの意志によるものだった。共犯者は従業員の宮下一馬(平野勇樹)で、やすらかな時間が欲しいと願う秀次の願いを一馬がかなえたのだ。秀次を発見し、二人の切実な胸の内を知った栄(石坂浩二)は、本意ではないが狂言失踪の片棒を担ぎ、自室に秀次をかくまうことにする。
ぎっくり腰で動けないはずの秀次(藤竜也)が姿を消した。従業員総出の捜索にもかかわらず、秀次は夜になっても見つからない。栄(石坂浩二)は、女性陣の誰かが秀次を独占したくて連れ去ったと推理。女性陣の考えも同じで、冴子(浅丘ルリ子)、マヤ(加賀まりこ)、凉子(野際陽子)らは疑いの目を向け合う。
入居早々ぎっくり腰を発症した秀次(藤竜也)の医師に絶対安静を言い渡される。すると秀次のヴィラには、自分が看病をするという女性たちが殺到。また、何人もの入居者が見舞いの花を業者に直接発注してしまったため、秀次の入居情報が外部に漏えいし、みどり(草刈民代)と修平(名高達男)は対応に追われる。
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2024年5月2日08:00
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